土居廓中武家屋敷(野村家)を徹底詳解!【安芸に残る歴史的街並み】

土居廓中武家屋敷(野村家)を徹底詳解!【安芸に残る歴史的街並み】

2021年9月29日 0 投稿者: マツシタ
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今回紹介するのは高知県安芸市にある土居廓中武家屋敷(どいかちゅうぶけやしき)です。

藩政時代、土佐藩主・山内一豊によって安芸の支配を任された五藤家は安芸城を建設、周囲を40~50区画に地割して家臣を住まわせ、小規模な城下町を形成しました。その当時の面影を今に残しているのが土居廓中です。このエリアは江戸時代末期から昭和前期にかけて建てられた主屋や土蔵、納屋などの伝統的な建造物が良好な状態で保存されていて、狭い通りに沿って石溝や石垣、塀などが連なる風景などとあいまって歴史散策コースになっているんです。その景観は国土交通省の風景街道に登録され、平成24(2012)年には高知県内で2番目となる国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されるなど高い評価を得ています。

この土居廓中の中で唯一一般公開されている武家屋敷が野村家。五藤家の家臣の中でもかなり上流の家系だったようで、当時の暮らしぶりが理解できる施設になっています。

今回は、そんな土居廓中武家屋敷(野村家)へのアクセスから私マツシタが実際に行ってみたレポート、あわせて回りたい周辺の観光地までまとめていきます。

早速行きましょう!




土居廓中武家屋敷(野村家)へのアクセス

土居廓中武家屋敷は安芸市土居地区にあります。

付近に駐車場がないので、車でアクセスする場合は野良時計の駐車場を利用し徒歩で向かうのがいいと思います。歩いて5~10分ほどと気軽にいける距離ですよ!野良時計の駐車場については下記のリンクを参照にしてみてください。

【安芸のシンボル】野良時計を徹底紹介!

公共交通機関を利用する場合は安芸駅まで電車アクセスし、駅舎内に入っている「安芸駅ぢばさん市場」に行ってみてください。ここではなんと無料のレンタサイクルを貸し出してくれます。これを利用して向かうのがいいでしょう。街並みを楽しみながらサイクリングを楽しんでくださいね!




土居廓中武家屋敷(野村家)に実際に行ってみた

さて、ここからは土居廓中武家屋敷(野村家)に実際に行ってみたレポートを写真とともに紹介しようと思います。

野村家の入り口。野村家は五藤家に仕えた家臣の中でも上流の家柄で、地元の財政や家臣の人事等の惣役(元締)を行っていたといわれているそう。

野村家を囲む塀がまた特徴的。瓦を積み重ねてつくる「練塀」だと思います。

特徴的なのがこの塀重門。正門のさらに奥にも門があるこの構造は二重構造といって、武家屋敷造りの特徴なんです。

正門側から見た塀重門。

室内も公開。靴を脱いで上がることもできます。こちらは居間の写真。主のお部屋みたいですね。

客間として使われていた表の間。

向こう側に見えるのは庭です。

茶の間。

こちらは炊事場。この感じをなつかしいと感じる方もいるんじゃないでしょうか。

 

さて、いかがだったでしょうか。今回は野村家を中心に紹介してきましたが、土居廓中はなにも野村家だけではありません。周囲には歴史的な建造物が多数立っていて、かつての人々の暮らしに思いをはせながらの散策はなかなかに楽しいです。石垣や土用竹の塀、瓦を積み重ねた練塀など多彩な塀は特にみどころです。野村家と合わせて土居廓中も隅々まで歩いて探索してみてほしいですね!




あわせて回りたい 周辺の観光地

安芸市に行くならぜひとも足を運んでほしい、筆者イチオシのスポットが伊尾木洞です。

住宅街に穴をあける洞窟を抜けるとそこは一面緑の異世界!別次元にタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。まるでジブリの世界のようで、写真映えも抜群。パワースポットでもあり癒しスポットでもあるという、高知県内でも屈指の絶景スポットです。

ぜひ足を運んでみてください!

伊尾木洞を徹底紹介!【神秘的!シダが演出する緑の異世界】

 

安芸市のシンボルともいうべきスポットが野良時計。まだ時計が珍しかった明治時代に当時の地主が手作りで製作した時計は、高知県で初めて国登録有形文化財に指定されるなど、その歴史的価値は高く評価されています。

それだけでなく、野良時計の前に咲き誇る季節の花とのコラボはとてもフォトジェニック。特にひまわりが有名で、写真撮影スポットとしても多くの観光客に親しまれているんです。

ちょうど夏は伊尾木洞の緑が一番鮮やかになる季節。ひまわりが咲く季節に、伊尾木洞とともに訪れてみてはいかがでしょうか。

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