
野良時計を徹底紹介!【ひまわりが映える安芸のシンボル】
今回紹介するのは高知県安芸市にある野良時計です。
野良時計はまだ個人個人の家に時計がなかった明治時代、当時地主だった畠中源馬が自力で作り上げて自宅に設置した時計のこと。畠中はアメリカ製の時計を取り寄せて分解・組み立てを繰り返し、独学で時計の仕組みを学んだそう。彼がイチからくみ上げたのが野良時計というわけです。現在でもそのままの姿で残されていて、1996年には高知県で最初に国の登録有形文化財に指定を受けたんだとか。名実ともに安芸のシンボルになっているんですね。
野良時計は今でも個人の住居になっていて、内部公開は行われていません。ですが、目の前に広がる畑には季節に合わせてひまわりやコスモスなど多くの花が咲き誇ります。野良時計を絡めた風景はとてもフォトジェニックで、写真撮影スポットとして人気を博しているんですね。
今回は、そんな野良時計へのアクセスから私マツシタが実際に行ってみたレポート、ひまわりやコスモスの開花時期、あわせて回りたい周辺の観光地などについてまとめていきます。
早速行きましょう!
野良時計へのアクセス
野良時計は安芸平野のちょうど真ん中あたりに位置しています。安芸市街からは少し北に行ったところですね。
公共交通機関ではバスが整備されていて、「野良時計前」というバス停が近くにあります。安芸駅まで電車でいき、そこからバスに乗り換えれば向かうことができるでしょう。ただし、本数はかなり限られているのでバスで向かう場合は事前に時間をチェックしておく必要があるでしょう。
時間間隔は1~3時間ほど空くようです。この時間を利用して周囲の街歩きを楽しむというプランを組めるかもしれませんね。
↓ 野良時計前バス停の時刻表
より自由に旅程を組み立てたいならマイカーorレンタカーが断然おススメです。すぐ近くに無料駐車場が設置されているのもGOODポイント。看板を頼りに進んでいけばすぐにわかるはずです。
野良時計に実際に行ってみた
安芸のシンボルである野良時計、実際に行ってみると想像以上に小さくてかわいい時計でした。
野良時計が設置されている建物は何と現在でも人が住んでいるそう。それゆえ内部は開放されておらず、外からの観察のみ可能です。こうして地元住民の手によって明治時代から守られ、今も安芸のシンボルとして現役で活躍しているのですね。
野良時計は季節の花とのコントラストがばえる!
この野良時計、それ自体でも価値がある建物なんですが、道路を挟んだ先にある畑に季節の花が咲くんです。花が見ごろを迎える時期にはさらに見ごたえが増すんですね。せっかくなら、その時期に合わせて訪れたいところです。
夏にはひまわりが満開に。黄色いヒマワリと青い空のあいだに野良時計を捉えた構図の写真は夏らしいさわやかなばえ写真になりますね。野良時計前のひまわりは7月に見ごろを迎えますが、僕が訪問したとき(7/13)はほとんど咲いていませんでした。年によると思いますが、7月後半に行くと一番きれいに咲くんじゃないかと思います!
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野良時計×花で一番有名なのはひまわりですが、実はそれ以外にも野良時計を彩る季節の花があるんです。それがコスモス。秋に咲く花として有名なコスモスは10月~11月に鮮やかなピンクの花を咲かせます。こちらも野良時計とのコントラストが美しく、ぜひとも写真に収めたい風景ですね。
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さらに、ひまわりが見ごろを迎える前にはラベンダーも咲き誇ります。こちらもひまわりやコスモスとは違った魅力がありますよね。みごろは6月下旬~7月上旬です。
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実は私もひまわりが咲く時期を狙って夏に訪れたのですが、少し早かったのかまだひまわりはほとんど咲いていませんでした(笑)。結果、Instagramの投稿で紹介する形となってしまいました。みなさんは時期を間違えないでくださいね。事前に問い合わせて確認しておくとより確実だと思いますよ!
あわせて回りたい周辺の観光地
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