
松尾のアコウを徹底紹介!【松尾のパワースポット】
今回紹介するのは高知県土佐清水市にある松尾のアコウです。
アコウはクワ科イチジク属の常緑広葉樹で、寒さに弱い亜熱帯植物であるため日本でも比較的温暖な四国南部や紀伊半島、九州、南西諸島などに分布しているそう。親木に寄生し、最後は覆いつくしてからしてしまうことから「絞め殺しの木」と呼ばれている、なんとも恐ろしい木なんですね。
平均的なアコウは樹高10~20mなのですが、松尾のアコウは高さ25mとひときわ大きいです。根回りは9m、樹齢は300年になるんだとか。その姿は生命力にあふれ、隠れたパワースポットになっています。国の天然記念物に指定されているのも納得ですね。
今回は、そんな松尾のアコウへの行き方から私マツシタが実際に行ってみたレポート、あわせて回りたい周辺の観光地などをまとめていこうと思います。
早速行きましょう!
松尾のアコウへのアクセス
松尾のアコウは土佐清水市から南に伸びる足摺岬の西部、松尾地区にあります。
残念ながら公共交通機関が整備されていないのでマイカーもしくはレンタカーを用意してください。
県道27号線を進んでいると、途中で海側に1本入る道が見えてきます。看板に出てくる松尾という地名も参考にしてください。
そこからは両側に住宅が迫った細い路地を運転していくことになります。住民の方が結構往来しているのでスピードを落として慎重に運転してくださいね。その細い道には看板が出ているので、その看板の指示に従って進んでいくとたどり着けるかと思います。
松尾のアコウがあるのは松尾天満宮という神社の境内。松尾天満宮は松尾漁港へ向かう道の途中にあります。なので、わからない場合は漁港を目指すといいと思います。
漁港へ下っていく坂道を折りていると、下の写真のような場所(松尾休憩所)が見えてくると思います。この付近に車を駐車できるスペースがあるので、ほかの車の通行の邪魔にならない場所に車を停めてください。アコウの巨木はすぐそこです。
松尾のアコウへ実際に行ってみた
無事松尾天満宮にたどり着いたら、境内を散策してみてください。狭いので、すぐ「松尾のアコウ」の説明が書かれた看板が見つかると思います。その看板が指し示すのが、松尾のアコウです。
「絞め殺しの木」の愛称そのままに、親木に絡みつくようにして上へ上へと伸びていく様は不気味でありながら神秘的で、自然のパワーにあふれています。これはなかなかのパワースポットですね。
このアコウはすでに親木を絞め殺してしまったようで、中は空洞になっていました。弱肉強食は植物界でも変わらないのですね。
ここから10分ほど歩いたところに「石抱きアコウ」という、巨大な石を何個も抱きかかえた見ごたえのあるアコウも自生しています。こちらも合わせて見に行ってみるといいと思います!
あわせて回りたい 周辺の観光地
前述した石抱きアコウの詳しい紹介記事もアップしてます。よろしければ参考にしてみてください!
松尾のアコウがある松尾天満宮から下へ下っていくと、松尾漁港にたどり着きます。ここには、「高知の青の洞窟」と称される海老洞があります。
非常に透明度が高く、日光の入り方や時間帯ごとの気象条件によって刻一刻と姿を変える海老洞はとても美しい場所でした。松尾のアコウから徒歩5~10分程度なので、ぜひ一緒に回ってほしいスポットです。
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