地震と電磁波

2021年2月21日 4 投稿者: マツシタ
Pocket

これは、事実と私の妄想をごちゃまぜにしたお話だ。SF小説のようなものだと思って読んでほしい

 

地震

2021年2月13日23時8分、福島県沖でマグニチュード7.1、最大震度6強の地震が発生した。

これまでのところ死者は確認されていないとのことで、まずはそのことに深く安堵の意を表したい。10年前の経験があって復旧作業もかなり速いペースで進んでいると聞く。災害大国の日本として、この対応の速さは誇らしいものだ。

10年前。あの忌まわしい東日本大震災だ。あと一か月でちょうど10年を迎える、観測史上最大規模の地震だ。

その地震の一週間前、3月5日から6日にかけて東北上空の電離層に異常が発生していたことがわかっている。また、地震が発生するおよそ1時間前に東北上空の電離層において電子数が異常に増加していたこともわかっている。

さらに、同じような現象は2016年の台湾南部地震をはじめ、その他多くの大規模地震の際にも観測されている。古くは1855年の安政江戸地震の直前に永久磁石が磁力を失ったという話まで残っている。

地震と電気エネルギーには、何か関係がありそうだ。一体なぜ、地震が起こる直前には電離層が乱れるのだろうか。

地震はプレートにたまったひずみを一気に開放することで起こる。だが、地震の発生前にも少しずつエネルギーはもれ出ている。そのもれ出ているエネルギーの形態のひとつが電気エネルギー、すなわち電磁波なのだ。この電磁波が電離層に影響を与え、電子数が増加していると考えられているようだ。

このことはほぼ確実な事実だ。疑わしいと思うなら、京都大学や北海道大学など日本に名だたる研究機関からデータが公開されているので調べてみるといい。

そして現在、この電離層の異常を地震予知として活用できないかが模索され始めている

大きな揺れがやってくる前に発令される緊急地震速報だが、あれは予知技術ではない。

地震波にはふたつの種類があり、私たちが揺れとして感じる「大きな波」以外に、ほとんど感じられない「微弱な波」がある。そして、「微弱な波」は「大きな波」よりもスピードが速い。

この「微弱な波」を感知し、「大きな波」がやってくる前に知らせようというのが緊急地震速報である。つまり、緊急地震速報はあくまで地震が起こった後にしか出せない。後出しの情報であり、予知技術ではないのだ。

だが、大地震の前に必ず電離層に異常が出るのなら、これは予知に使えそうだ。

日本では京都大学の研究チームが電離層を利用した地震予知に取り組んでおり、日本と同じく地震が多い台湾では電離層を利用した地震予知を国策として取り組んでいる。近い将来、電磁波を利用することで人類の念願である地震予知が実現するかもしれない。

 

 

電磁波

しかし、すでに電磁波によって地震を感知している、人類よりも進んだ存在がいるかもしれない。それが動物たちだ。

人間以外の動物たちは電磁波に敏感であることが知られている。私たちとほかの動物たちで大きく違うこと。それは毛の豊かさだ。動物たちにとってはこの体毛がアンテナの役割を果たしていて、敏感に電磁波を察知するとする説がある。

体毛アンテナ説はあくまで仮説だが、動物が電磁波に敏感なことは確かな事実としてわかっている。

たとえば、渡り鳥は地球の磁気を感知して正しい方向に進む。人間と違ってGoogleマップを使えない渡り鳥にとっては電磁波がGoogleマップのようなものなのだ。

この電磁波が正常に作用しないことは、人間にとってGoogleマップがなくなるのと同じ。目的地がどこにあるのかわからなくなってしまう。

周囲からの電磁波を一切断った空間では、ラジオ波ほどの電磁波ノイズでさえ渡り鳥の方向感覚を狂わせることがイギリスの科学誌『Nature』に掲載されている。このように、渡り鳥にとって電磁波は非常に大切なのだ。

鳥と言えば、鳥が大群で移動していたら地震の前触れだという有名な言い伝えがある。鳥だけではなく、地震が起こる前に動物が異常な行動を起こすことは広く知られている

兵庫県の獣医師と日本愛玩動物協会が行ったアンケートによれば、犬の約25%、猫の約4割が阪神淡路大震災の時に異常行動をとったという。

また、地震が起きる前は深海魚が浅瀬でみられるという話も有名だ。

今回の地震に関しても、非常に珍しいと言われているリュウグウノツカイやダイオウイカといった深海生物が日本各地で打ち上げられていた。この説はなかなか信頼度が高そうだ。

日本で地震と関連する生物と言えばナマズだ。古くからナマズが暴れると地震が起こるといわれている。かつて、東京都が大真面目に地震とナマズの行動の関係を研究したことがある。

この研究によると、震度3以上の地震が発生する10日前までにナマズが異常行動をとる確率は3割だったという。

そのナマズが電位の差を感じる能力は人間の100万倍であることが知られている。そして、先ほども見たように地震が発生する前に異常な電磁波が発生することは事実として知られている。

地震が発生する前に動物たちが異常行動をとることも、電磁波と結びつけることでつじつまが合うのではないだろうか。彼らは人間には感じられない電磁波の差異を敏感に感じ取り、何か異常なことが起こることを本能的に察知していると考えられる。

事実、これを証明しようとする研究はさかんにおこなわれているし、通常と違う電磁波を浴びることで渡り鳥が通常とは違う行動をとるという研究結果が出ていることは先ほど紹介した通りだ。

電離層に異常が発生する、つまり大気が通常と違う状態になるということは、地震の前兆として有名な地震雲とも関連してくるかもしれない。

地震雲を否定するツイートがバズっていたが、地震の際ふつうではない雲が観測されることが多いことは事実。地震雲が大気現象である以上、地震と大気の変化には何か関連性があると考えておかしくない。そして実際に大気中の電離層に異常が認められているのだから、関連があると考えることはそんなにおかしいこととは思えない。

動物の話に戻ろう。ナマズの研究の3割という数値は多いか少ないかでいうと、そこまで多くはないかもしれない。

それでも、阪神淡路大震災の時の犬と猫を含めて、一定の割合で地震発生前に動物が異常な行動をとることは間違いなさそうだ

そんなの迷信だろと簡単に片づけられる話でもないと私は思う。動物にも感度が高いものとそうでないものがいるのだろう。そして、それは人間も同じかもしれない。

みなさんは海老蔵さんのツイートを見ただろうか。

先日の地震が発生する9時間前、海老蔵さんは「なんとなくだけど、地震きてほしくないなーとふとおもう、」とツイート。


そして地震発生後に「やっぱりきた、、」とのツイート。


ちなみに公式ブログでは、「嫌な感じしてたのよね、」とも綴っている。

全身の神経を研ぎ澄ます歌舞伎役者のなかでもトップオブトップの海老蔵さんが、一般人よりも様々なものへの感度が高かったとしても不思議はないと感じるのは私だけだろうか。

渡り鳥のように、野生に近い(と言ったら失礼かもしれないが)、我々が失った感覚を持っていても不思議ではないような気がするのだ。

動物たちにも電磁波に敏感なものとそうでないものがいるように、人間にも感覚が研ぎ澄まされた人とそうでない人がいるのかもしれない。