【メンバー紹介】アタランタの全選手一覧・簡単なプレースタイルの紹介

【メンバー紹介】アタランタの全選手一覧・簡単なプレースタイルの紹介

2021年2月13日 11 投稿者: マツシタ
Pocket

フォーメーション

3-4-1-2と3-4-2-1を使い分けるものの、ガスペリーニ監督のアイデンティティーである3バックは不変だ。

マンツーマンによる激しいプレッシングと人数をかけた破壊力満点の攻撃という戦術はチームに浸透しきっており、絶対的な主軸だったゴメスが退団しても成績が安定している通り誰が出ても戦えるチームに仕上がっている。

いまやアタランタをプロビンチャとみるチームはなく、イタリア屈指の強豪としての地位を確立した。CLベスト16で対戦するレアル・マドリードでさえ甘く見ていては手痛いしっぺ返しを食らうことになるだろう。

アタランタの詳しい戦術は下記のリンクを参照してみてほしい。

【ゴメス退団?むしろ好調!】アタランタの戦術を徹底解剖!

 




 

ゴールキーパー

 

ピエルルイジ・ゴッリーニ

アタランタの正守護神を務めるのがピエルルイジ・ゴッリーニだ。

194cm94kgの恵まれた体格を生かしたセービングが持ち味で、足元のテクニックも決して低くはない。2019年11月にイタリア代表にデビュー済みで、国内でも屈指の実力者だ。

ゴッリーニの守護神定着とともにアタランタの躍進は始まっており、クラブをここまで引き上げた立役者と言って差し支えないだろう。

 

マルコ・スポルティエッロ

そのゴッリーニの控えが経験豊富なベテランGKマルコ・スポルティエッロだ。

数年前まではアタランタやフィオレンティーナなどで正守護神を務めた実力派。ゴッリーニが負傷離脱していたCLベスト8のパリ・サンジェルマン戦や20-21シーズン序盤戦にその不在を感じさせないパフォーマンスを見せるなどその能力は衰えていない。控えとして置いておくにはもったいないほどの実力者だ。

若いチームに経験を注入するという意味でも欠かせない存在になっている。

 




 

センターバック

 

クリスティアン・ロメロ

今シーズン新加入し瞬く間に最終ラインの主軸となったのがクリスティアン・ロメロだ。

激しい対人守備が最大の魅力で、完全に振り切られる場面は皆無と言っていいくらい人に強い。これまでにイブラヒモビッチやルカク、クリスティアーノ・ロナウドといったセリエAの並み居るストライカーたちをまさに破壊するかのような勢いで封殺してきた。

そのプレースタイルゆえにカードが多いのが玉にきずだが、そのハードなマークには世界中のFWが苦労することになるだろう。

今シーズンの活躍ぶりを見ていれば、将来的には世界的なCBに成長しうる逸材といっていいだろう。現在はレンタル契約でアタランタに在籍しており保有権はユベントスにあるが、アタランタも買取オプションを保有している模様。将来の身の振り方にも注目が集まるところだ。

ロメロの詳しいプレースタイルは下記の記事を参照してみてほしい。

【セリエ最強ファイター】クリスティアン・ロメロのプレースタイルを徹底解剖!

 

ラファエウ・トロイ

パプ・ゴメス退団後はキャプテンに任命され精神的な支柱となっているのがラファエウ・トロイだ。

対人守備の強さももつが、それよりも積極果敢な攻撃参加目立つ。1シーズンに2ゴール6アシストを記録する規格外のCBだ。今やセリエA最強の攻撃力を持つアタランタだが、最後尾から攻撃に厚みをもたらすラファエウ・トロイが大きく貢献していることは広く知られるべきだろう。

 

ベラト・ジムシティ

ラファエウ・トロイ同様攻撃参加を得意とするのがベラト・ジムシティだ。

ゴール方向へのランニングというほかのチームでは考えられないプレーもガスペリーニのもとでは許容される。彼の攻撃性能を生かすには最適な環境だろう。

もちろん守備力も確かで、190cm83kgの恵まれた体格で相手を封殺する。攻守に貢献できる好プレーヤーだ。

第21節終了時点で全コンペティションで最も出場している選手でもあり、今のアタランタに欠かせない選手の一人だ。

 

ホセ・ルイス・パロミーノ

ホセ・ルイス・パロミーノは左CBに3バック中央と複数のポジションをこなしてローテーションに貢献している。直近のナポリ戦ではセントラルMFとして途中出場した。

アタランタのCBに求められる対人守備の強さを備え、現スカッドでは唯一のレフティーであることも重宝している。

ロメロの加入で苦戦が予想されたが、ここまでのリーグ戦の出場試合数21はCB陣の中では最多。チームに不可欠な存在だ。

 

マッティア・カルダーラ

負傷離脱によってここまでは出場機会が少ないのがマッティア・カルダーラだ。

3年前にアタランタでブレイクしミランへ移籍したものの、度重なるケガもあって1年半で出場試合数はまさかの2。失意のままアタランタへ帰還した。

しかし、復帰後は持ち前の強さとハードなマーキングで復活。CLパリ・サンジェルマン戦でのネイマールとのマッチアップは見ごたえ抜群だった。

1シーズンに7ゴールを挙げたこともあり、得点能力の高さもガスペリーニ好み。3年前にアタランタの戦術との相性の良さは証明済みなだけに、安定して出場機会を得れば間違いなくチームにプラスアルファをもたらすだろう。

先日のコッパ・イタリア準決勝ナポリ戦で実践復帰を果たしており、今後の活躍に注目だ。

 




 

セントラルMF

 

マルテン・デローン

中盤はデローンとハテブールのコンビが不動になっている。

マルテン・デローンは最終ライン前をプロテクトするいわゆる掃除屋。185cm76kgと恵まれた体格ながら機動力に優れ、広範囲を動いては強烈なタックルで相手の攻撃の芽を摘みまくる。

ビルドアップ時にはCBの間に入って低い位置から確実にボールをつなぐ潤滑油としても機能し、昨季に2ゴール6アシストを記録した通りチャンスと見れば前線に駆け上がってゴールにも絡める。

昨シーズンにはゴメス不在時にキャプテンマークを巻いていた通り、リーダーシップを備える精神的支柱でもある。いまやオランダ代表でもスタメンの座を確保する実力者だ。

ここまでリーグ戦最多の出場時間を記録している通り、デローンはチームに欠かせない心臓なのだ。

デローンの詳しいプレースタイルは下のリンクを参照にしてみてほしい。

【セリエ最強の狩人】マルテン・デローンのプレースタイルを徹底解剖!

 

レモ・フロイラー

デローンと鉄板コンビを形成しているのがレモ・フロイラーだ。

無尽蔵のスタミナを誇り、ピッチの全域で攻守に絡む。強烈なタックルで守備にも貢献するが、スイス代表ではトップ下や右サイドハーフでも起用される通り攻撃性能も高い。

デローン、フロイラーともに攻守万能なMFだが、デローンが守備寄りならフロイラーが攻撃寄りといったところだ。

デローン、ラファエウ・トロイに次ぐリーグ戦3番目の先発数を見れば、彼が盤石の地位を築いていることがわかるだろう。

 

マリオ・パシャリッチ

中盤の貴重な控えMFがマリオ・パシャリッチだ。

デローンとフロイラーがバランス型なら、パシャリッチは攻撃型だ。昨シーズンにリーグとCLで12ゴール7アシストを記録した通りゴール前で決定的な仕事ができる。左右両足に加え188cmの長身を生かしたヘディングも強く、多彩なゴールパターンを持っている。

シャドーやトップ下にも対応するポリバレント性も魅力で、得点が欲しい時のオプションとして欠かせない選手だ。

 




 

左ウイングバック

 

ロビン・ゴセンス

右ウイングバックで絶対的な地位を築いているのがロビン・ゴセンスだ。

昨シーズンの公式戦で10ゴール7アシストを記録した超攻撃的ウイングバックで、今シーズンは現時点で全コンペティションで8ゴール6アシスト。昨シーズンを上回るペースでゴールに絡み続けている。

逆サイドからクロスが上がってくる場面ではFWが如くゴール前に飛び込んでヘディングで叩き込む。空中戦の強さも含めてパワーにあふれたプレーが魅力で、ハードなタックルや強烈なミドルシュートなども得意技だ。

昨年9月にドイツ代表にもデビューしており、今やアタランタの顔ともいえるプレイヤーだ。

ゴセンスの詳しいプレースタイルは下のリンクを参照にしてみてほしい。

【アタランタが生んだ異端児】ロビン・ゴセンスのプレースタイルを徹底解剖!

 

マッテオ・ルッジェーリ

今シーズンにユースから昇格した新星がマッテオ・ルッジェーリだ。

アタランタは育成の名門として知られており、ルッジェーリはその最新作ということになる。ここまではあまり出場機会に恵まれていなかったが、冬にライバルのモヒカが退団したことで後半戦は出場機会が増えるはずだ。

ゴゼンスの壁は非常に高いが、得られた出場機会で着実にアピールしていきたいところだ。

 




 

右ウイングバック

 

ハンス・ハテブール

右でゴゼンスが絶対的なら、左はハンス・ハテブールだ。負傷離脱期間があるにもかかわらずこれまでチーム内3番目に多い出場試合数を記録している。

昨シーズンは2ゴール5アシスト、一昨シーズンは5ゴール5アシストを記録している通り、ゴールに関与する頻度が高い超攻撃的WB。90分通して上下動を繰り返せるスタミナも魅力だ。

オランダ代表でもスタメンの座をつかみつつあり、セリエA屈指の右WBと言っていいはずだ。

それだけに、今シーズン絶望の負傷を負ったのは残念でならない。

 

ヨアキム・メーレ

この冬に伊東純也が所属するヘンクから加わった新戦力がヨアキム・メーレだ。

縦への推進力が最大の持ち味で、プレースタイルはハテブールに近い。両サイドをこなせるポリバレント性はゴゼンスとハテブールにはない魅力だ。

実力的にはスタメンを奪取してもおかしくないように見える。足りないのはゴールへの関与だろう。今後の動向に注目すべき新戦力だ。

 

ボシュコ・シュタロ

ハテブール、メーレの負傷によって急遽出番を得ているのがボシュコ・シュタロだ。

母国のレジェンド、シミッチが「クロアチアの未来を担う」と太鼓判を押す若手DFで、本職はCBだけに守備能力の高さが売りだ。

一方でゴゼンスやハテブールと比較すると攻撃面での貢献度はまだ高くないのが実情であり、今後ウイングバックでプレーしていくならゴール前への飛び込みなどダイナミックなプレーを増やしていきたいところだ。

 




 

シャドー/トップ下

 

ヨシプ・イリチッチ

アタランタの攻撃において絶対不可欠の主軸となっているのがヨシプ・イリチッチだ。

独特の間合いから繰り出すドリブルと高精度のパス・シュートを武器とするレフティー。アタランタの直線的な攻撃にクオリティを上乗せするセリエA屈指のファンタジスタだ。

昨季はキャリアハイの17ゴール6アシストを記録しており、ゴール前でボールを持たせるとどんなチームにとっても危険な存在だ。

ゴメスが退団した今、彼の双肩にかかる期待はさらに大きくなっている。アタランタの成否のカギを握るキーマンだ。

 

マッテオ・ペッシーナ

ゴメスの退団を受けてレギュラーに抜擢されたのがマッテオ・ペッシーナだ。

ゴメスほどのテクニックはないが、質が高いオフ・ザ・ボールの動き出しはゴメスにはなかった魅力。ライン間で足元にボールを引き出したかと思えば裏へ飛び出してシュートを狙うなど、相手にとっては捕まえずらい選手だろう。

セントラルMFにも対応するポリバレント性でもチームを助けており、ガスペリーニ監督からの信頼をつかみ取ったようだ。

今後はゴールに関与する回数を増やし、ゴメスの幻影を払拭したいところだ。

 

ルスラン・マリノフスキ

攻撃的プレイヤーのジョーカーとして貴重な働きを見せているのがルスラン・マリノフスキだ。

左足から繰り出す強烈なミドルシュートが最大の魅力で、プレースキッカーとしても優秀。移籍初年度の昨シーズンは途中出場がメインながら8ゴールを記録しており、途中出場からでも流れを変えられる切り札だ。

今シーズンも途中出場がメインとはいえチーム3位タイのリーグ戦19試合に出場しており、ガスペリーニからの信頼は厚い。

クラブ幹部が後継者として期待を寄せる通りプレースタイルがゴメスに近い。偉大な先達が去った今、その後継者にふさわしい活躍を見せて定位置を奪取できるか。ここが勝負どころだ。

 

アレクセイ・ミランチュク

今シーズンからロコモティフ・モスクワより加入したのがアレクセイ・ミランチュクだ。

母国ロシア屈指のタレントとの評価を受ける技巧派レフティーで、昨シーズンにロシアで12ゴールを量産した。今夏に獲得した選手の中では最高額で加入した通り期待値は高い。

ここまで先発はわずか2試合にとどまっているものの途中出場で出番は回ってきている。まずはゴールという目に見える結果が欲しいところだ。

 

サム・ラマース

サム・ラマースも新加入組の一人。オランダの強豪PSVから加入した。

191cmの身長からは想像できないほどボールタッチが柔軟で、カリアリ戦で決めた華麗なゴールは一見の価値ありだ。

とはいえそのカリアリ戦から連続ゴールを記録してからは得点に見放されており、先発もここまでわずか1試合にとどまっている。

柔らかいタッチとスピードを武器にするウインガー的なプレースタイルは多士済々なアタランタ攻撃陣の中でも異彩を放つ。ライバルにない武器をアピールして出場機会を増やしていきたいところだ。

 




 

フォワード

 

ドゥバン・サパタ

ドゥバン・サパタは前線でボールの収めどころになるフィジカル系ストライカーだ。

ルカクにも匹敵するフィジカルの強さを持っており、シュートもパワフルで相手GKを破壊するかのごとくネットに叩き込む。ヘディングでの得点も多く、そもそも空中戦に強いのに加えてファーサードに流れてサイドバックとのミスマッチを作り出す狡猾さも備えている。

昨シーズンは18ゴール、一昨シーズンは23ゴールを挙げており、アタランタの最大の得点源だ。

ポストプレーで攻撃の起点になれ、ゴール前での勝負強さでも貢献できる。さらに、今シーズンは左サイドに流れて起点になるプレーを多く見せるようになり、アシスト数も伸ばすなど総合力を高めつつある。

ボヌッチがセリエAでもっとも厄介なFWとして名前を挙げるのも納得だろう。

ドゥバン・サパタの詳しいプレースタイルは下のリンクを参照してみてほしい。

【アタランタの戦車】ドゥバン・サパタのプレースタイルを徹底解剖!

 

ルイス・ムリエル

サッカー界最強の切り札ことルイス・ムリエルは今やアタランタに欠かせないピースに成長した。

ここまで先発はわずか7試合ながらチーム最多の12ゴールをマーク。53分に1得点という驚異的な決定力を発揮している。

昨シーズンも先発10試合でチーム最多タイの18ゴールを挙げている通りこの活躍は決してフロックではない。昨季の途中出場からのシーズン11ゴールはセリエA新記録で、途中から出てきたほうが点を取る不思議なストライカーだ。

その得点力に目がいきがちだがテクニックの高さを生かしたチャンスメイク能力も高く、守備もいとわない万能型だ。ガスペリーニ監督が点が欲しい場面で必ず投入するのも納得だ。

ムリエルがいる限り、相手チームはリードしていても安心することはできないだろう。

ムリエルの詳しいプレースタイルは下記のリンクを参照してみてほしい。

【最強ジョーカーから不動のエースへ】ルイス・ムリエルのプレースタイルを徹底解剖!

 

あわせて読みたい 関連記事

アタランタの戦術はこちらから

その他のセリエA各チームの戦術・メンバーのまとめはこちらから