【最強世代決定戦】1996年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

【最強世代決定戦】1996年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

2021年2月3日 1 投稿者: マツシタ
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サッカー界における最強世代を決めようというこの企画。

第11回は1996年生まれの選手たちを紹介しよう。

最初にお断りしておくのだが、メンバーの序列は私の個人的な見解であることをご理解いただきたい。

私もすべての選手をチェックできているわけではないので自分が知っている範囲に偏りが生じてしまっているのです。

「この選手忘れとるで!」「自分ならこうする!」というご意見は、記事下のコメント欄までお願いしたい。読者の皆さんとともに楽しんでいければと思う。




1軍

私が選ぶ1996年生まれサッカー選手ベスト11はこんな感じになった。

1トップはティモ・ヴェルナー(チェルシー)。ドイツ代表の快速ストライカーで、昨シーズンにライプツィヒで42試合32ゴールを挙げた。今シーズンはプレミアリーグへの適応に苦しんでいるものの、絶対的なクオリティーはこの世代の1軍に挙げて問題ないレベルだろう。

両サイドにはレロイ・ザネキングスレー・コマンというバイエルンの二人。ともに快速ドリブラーとして知られ、局面打開力の高さはワールドクラスというにふさわしい。

トップ下にはリバプールでブレイクしたジョッタ。加入当初はサラー、マネ、フィルミーノの「ビッグ3」の控えと目されていたが、期待を大きく上回る結果を残してうれしい驚きを提供した。得点力が高く、裏への動き出しが秀逸だ。

中盤にはボール奪取力に正確な配給力を兼備するロドリ(マンチェスター・シティ)と、よりパスワークに長けビルドアップと崩しで決定的な仕事ができるファビアン・ルイスナポリ)のスペインコンビを並べた。

左サイドバックはセルヒオ・レギロン。昨シーズンのセビージャでブレイクし、今シーズンからトットナムで活躍する攻撃的サイドバックだ。

右サイドバックにはダビデ・カラブリア。ミランの下部組織で育った生え抜きは今シーズンに入って覚醒。攻守に決定的な活躍を連発している。

センターバックの一角にはリュカ・エルナンデス(バイエルン)。2018年W杯の優勝メンバーで、そのフランス代表を含め左サイドバックでプレーする機会も多い。フィジカル能力が総じて高い秀英だ。

相方はレスターの躍進を支えるチャーラル・ソユンジュ。フィジカルに優れビルドアップもできるモダンなCBで、昨夏にはマンCやバルサなどメガクラブへの移籍がうわさされた。

GKのアンドレ・オナナはアヤックスの18-19シーズンCLベスト4進出の立役者の一人。セービング能力だけでなく足元のテクニックにも優れ、スイーパーキーパーとしての顔も持つことからバルサへの移籍がささやかれていた。

 




 

2軍

続いて2軍を見ていこう。

最前線にはルカ・ヴァルドシュミット。2020年夏にアウクスブルクからベンフィカに移ったストライカーは昨年9・10・11月すべての代表ウィークでドイツ代表に召集されチェコ戦では決勝ゴールを挙げるなど存在感を増しつつある。

両ウイングはプレミアリーグで活躍するパワー系だ。ハービー・バーンズ(レスター)は今シーズンのプレミアでも屈指の活躍を見せるウインガーで、パワフルな突破とシュートが持ち味。10月に代表デビューも果たした。

アダマ・トラオレは屈強な肉体と驚異的なスピードを誇る怪物。スペイン代表にもすっかり定着した印象だ。

アダマ・トラオレのプレースタイルまとめ

中盤にはボールハンターを3枚並べた。フランク・ケシエはミラン躍進の立役者の一人。おそらく世界最強のフィジカルの持ち主で、ルカクすらよろめかせる強烈なタックルで相手からボールを奪い続ける。運動量も豊富で前線への飛び出しもお手の物。PK職人でもある。まさに万能だ。

フランク・ケシエのプレースタイルまとめ

デニス・ザカリア(ボルシアMG)は「パトリック・ビエラの再来」と言われるスイス代表のボールハンターで、191cmの長い手足を活かしてボールをからめとる様は確かに往年の名手を思い起こさせる。ビッグクラブへの移籍が盛んにうわさされており、どこへ動くのかも注目だ。

アンカーにはレスターの躍進を中心から支えるウィルフレッド・ディディ。フィジカルを活かしたボール奪取に的確な配球が光る万能型で、すでにプレミア屈指のMF。ロドリとどちらを1軍にするかは最後まで迷った。

右サイドバックにはルーカス・クロスターマン。最近は3バックの右をこなすことも多くなった万能型で、ライプツィヒはもちろんドイツ代表でも欠かせない存在だ。

左はベン・チルウェル。プレミア屈指の左SBとの触れ込みで移籍したチェルシーでは苦戦気味だが、スプリントを繰り返しての敵陣への攻め上がり、そこからの正確なクロスのクオリティーに疑いの余地はない。

CBはともにフィジカルに優れるダビンソン・サンチェス(トットナム)とヨナタン・ター(レバークーゼン)の屈強なコンビ。

GKには「ノイアーの後継者」との呼び声が高いアレクサンダー・ニュベル(バイエルン)。まだその偉大な先達の壁もあって出場機会に恵まれていないが、今後の活躍には注目しておくべき逸材だ。

 




 

その他の候補

最前線ではマキシ・ゴメス(バレンシア)が有力な候補だったがヴァルドシュミットを選択した。

ウイングは多士済々で、マルコ・アセンシオ(レアル・マドリード)、エヴェルトン(ベンフィカ)、アレックス・イウォビ(エバートン)と選外となった選手たちの中にも実力者がひしめいている。

そして中盤が非常に豊富なのもこの世代の特徴。特に2軍に入れるべきか迷ったのがレアル・ソシエダで欠かせない選手に成長しスペイン代表でも定位置をつかみつつあるミケル・メリーノ、マンUで急激な成長を見せるスコット・マクトミネイ、トップ下へのコンバートを機に復活したタンギ・エンドンベレ(トットナム)、レスターで決定機を演出し続けるクリエーターのジェームズ・マディソン、ローマに不可欠な攻撃の軸に成長したロレンツォ・ペッレグリーニの5名。2軍の3人と実力差はなく、だれを選ぶかは好みの問題だと思う。

そのほか、アルトゥールユベントス)、ジオバニ・ロ・チェルソハリー・ウインクスデレ・アリ(ともにトットナム)、ナディーム・アミリ(レバークーゼン)、ユリアン・ブラント(ドルトムント)らもこの世代。めちゃくちゃ選手層が厚い。

サイドバックではW杯優勝メンバーでもあるバンジャマン・パヴァールが選外に。バイエルン移籍後に思うように出番を得られない現状を考慮した。

そのほかではオランダ代表に定着している右SBデンゼル・ドゥムフリース(PSV)、もともとは攻撃的MFだったがマンCで偽サイドバックとして開花したオレクサンドル・ジンチェンコらが候補だ。

センターバックでは今シーズンからリーズで戦うドイツ代表ロビン・コッホ、ローマとイタリア代表で重要な戦力となるジャンルカ・マンチーニらがこの世代だ。

 




 

総評

1996年世代はどのポジションにも活きのいいタレントがそろい、なおかつ選手層も厚い。特に中盤は多すぎて選ぶのが大変だった。

年齢も24歳から25歳と若手から中堅に差し掛かるころで、クラブでの立場が固まってきている選手も少なくない。なおかつまだまだ伸びしろも期待でき、今後の成長次第ではワールドクラスの仲間入りを果たす選手も出てくるだろう。

実力者集団なのは間違いないのだが世代の顔となるようなとびぬけたプレイヤーがいないことも事実。現時点では超ワールドクラスと評せるタレントはおらず、ここがほかの世代と比較するときに減点材料となりうるだろう。

 

次回は天才パサー、トニ・クロース率いる1990年生まれ世代について紹介する予定だ。続きが気になるという方はお気に入りに登録して更新を待っていてほしい。

 

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