【最強世代決定戦】1985年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

【最強世代決定戦】1985年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

2021年1月28日 2 投稿者: マツシタ
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サッカー界における最強世代を決めようというこの企画。

第10回は1985年生まれの選手たちを紹介しよう。

最初にお断りしておくのだが、メンバーの序列は私の個人的な見解であることをご理解いただきたい。

私もすべての選手をチェックできているわけではないので自分が知っている範囲に偏りが生じてしまっているのです。

「この選手忘れとるで!」「自分ならこうする!」というご意見は、記事下のコメント欄までお願いしたい。読者の皆さんとともに楽しんでいければと思う。




1軍

私が選ぶ1985年生まれサッカー選手ベスト11はこんな感じになった。

最前線にはマリオ・ゴメス(元シュツットガルト、現在引退)。屈強なフィジカルと両足から繰り出す強烈なシュートでシュツットガルトとバイエルンのエースとして活躍。ユーロ2016ではドイツ代表の中心でもあった。以降はフィオレンティーナ、ベシクタシュ、ヴォルフスブルクと渡り歩き、昨年夏に古巣シュツットガルトのブンデスリーガ昇格を置き土産に現役を引退した。

左ウイングには歴代最高のゴールマシンのひとり、クリスティアーノ・ロナウドユベントス)だ。今年36歳となるがいまセリエAでゴールを量産している。まったく衰えない得点感覚とフィジカルは圧倒的で、どこまで全盛期が続くのか注目だ。

右サイドにはエセキエル・ラベッシ(元河北華夏、現在引退)。切れ味鋭いドリブルと高い決定力で「稲妻」の愛称で親しまれ、ナポリ時代には同クラブのレジェンド、マラドーナの再来といわれた選手だ。以後はパリ・サンジェルマンで4年間活躍し、中国の河北華夏にわたってさらに3シーズンプレー。2019年に現役を退いている。

中盤には現在もレアル・マドリードの中盤で不可欠な存在であるルカ・モドリッチ。2019年のバロンドール受賞者であり、世界最高のMFのひとり。母国クロアチアを初のW杯準優勝に導き、レジェンドの仲間入りを果たしている。

彼と組むのはマンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ウェイン・ルーニー(現役引退、現在はダービー監督)。もともとFW出身でパンチのある右足から得点を量産していたが、年齢を重ねるにつれて攻撃的MF、さらにはセントラルMFもこなすなど万能な選手だった。つい先日現役引退・ダービー監督就任を発表している。

アンカーには同じ町のライバルクラブからフェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)。正確なパスを配給し、守備時には絶妙なポジショニングでボールを刈り取る。決して派手ではないが、マンCに欠かせない選手だ。けが人が続出した昨季にはCBにも対応した。

左サイドバックはフィリぺ・ルイス(フラメンゴ)。アトレティコ・マドリードの2度のCL決勝進出に貢献したブラジル人ラテラウで、快速を生かした攻撃参加とハードな守備が武器だ。

右サイドにはセビージャの精神的支柱ヘスス・ナバス。もともとサイドアタッカーだったが年齢を重ねてサイドバックにコンバートされると、持ち前のスタミナとスピード、正確なクロスを生かして活躍。30歳を超えてからスペイン代表復帰を果たすなどサイドバックに転向してからむしろキャリアは上向いた印象だ。

センターバックの一角にはラウール・アルビオル。バレンシアでデビューしレアル・マドリードで活躍したあと渡ったナポリで6年間にわたってイタリアの地で全盛期を過ごした。現在もビジャレアルでDFリーダーを任されており、昨年まではスペイン代表の主力だった。

アルビオルと組むのはガリー・ケイヒル(クリスタルパレス)。チェルシーで8シーズンにわたって活躍し、その間イングランド代表でもDFリーダーとして躍動した。空中戦を含めた対人守備の強さに特徴がある、イングランド人らしいCBだ。

GKにはマルセイユでリーグ戦550試合以上に出場しているレジェンドステーブ・マンダンダ。35歳になった現在もマルセイユの守護神で、フランス代表にも召集され続けている。鋭い反射神経は衰える気配がない。マルセイユとは2024年まで契約を結んでおり、順調にいけばリーグアン最多出場記録を更新するだろう。




2軍

続いて2軍も見てみよう。フォーメーションは3-4-1-2に変更した。

最前線にはディエゴ・ジョレンテナポリ)とアルバロ・ネグレドカディス)のスペインコンビ。ともに長身で空中戦に強く、クロスボールに合わせるプレーが得意な古典的ストライカー。現状ジョレンテは出番が減ってしまっているが、ネグレドはカディスのエースストライカーとして活躍中だ。

その下にヴィッセル神戸でも活躍したルーカス・ポドルスキ(アンタルヤスポル)。左足から繰り出す強烈なシュートを武器に長くドイツ代表の10番を背負ってプレー。2014年にはW杯優勝に貢献し世界一に称号を手にしている。

中盤は現在もイタリアでプレー中のふたり。フィオレンティーナで活躍するボルハ・バレロは攻撃センスに運動量を兼ね備える。フィレンツェ愛が人一倍強く、ファンからは「市長」の愛称で親しまれている。クラブのレジェンドの一人と言っていいだろう。

一方マルコ・パローロはラツィオの精神的支柱。いわゆる気が利く選手で、総合的に能力が高くて攻守に活躍できる。今シーズンにはけが人が続出したCBでもプレーするなど、チームにとって欠かせない選手のひとりであり続けている。

ウイングバックは左にアシュリー・ヤングインテル)。マンチェスター・ユナイテッドで長く活躍したプレイヤーで、もともとサイドアタッカーだったがサイドバックにコンバートされている。正確なクロスが武器で、左右両サイドをこなせるのも魅力だ。

右サイドにはファンフラン(サンパウロ)。アトレティコ・マドリードで8シーズンにわたってプレーし、2度のCL決勝進出に貢献した。1軍に選出した逆サイドのフィリペよりも攻守のバランスが良くて堅実なプレイヤー。チームのバランスを保つうえで不可欠な選手だった。現在はそのフィリペとともにブラジルでプレーする。

3バックを左から見ていこう。

アレクサンダル・コラロフインテル)は正確かつ強烈な左足のキックが武器の左サイドバック。クロスボールでアシストを量産し、直接フリーキックの名手でもある。昨シーズン途中から3バックの一角にコンバートされるなどプレーの幅も広い選手だ。

ロラン・コシエルニー(ボルドー)は長くアーセナルでDFリーダーを務めた選手で、フランス代表でも主力として活躍した。身体能力の高さを生かした守備と左足から繰り出すフィードが武器だ。

最後の一枚は現役Jリーガーであるトーマス・フェルマーレンヴィッセル神戸)。左足から繰り出す正確なフィードが最大の武器で、いまだにベルギー代表に召集されることがその実力を物語る。

GKにはジエゴ・アウベス(フラメンゴ)。バレンシアの守護神として6シーズンプレーした名手で、PKストッパーとして有名。リーガでのPK阻止率はほぼ50%と驚異的な数値をたたき出している。




その他の候補

FWではガーナ代表のエースとした活躍した筆者お気に入りのアサモア・ギャン(レゴン・シティーズ)、ユーロ2016ではフランス代表の10番を背負ってプレーした技巧派のアンドレ=ピエール・ジニャク(ティグレス)、現在グラナダで活躍するロベルト・ソルダードの3人が候補だった。2軍はだれにするか非常に迷ったところだが、実績面を重視してジョレンテとネグレドを選出した。

サイドアタッカーではクロップ時代のドルトムントの主力ヤクブ・ブワシュチコフスキ(ヴィスワ・クラクフ)、チェルシーやヘルタ・ベルリンで活躍したサロモン・カルー(ボタフォゴ)らが有名どころ。

攻撃的な中盤ではそれぞれジエゴ(フラメンゴ)がヴォルフスブルクのリーグ制覇に、ブライアン・ルイス(サントス)がコスタリカ代表史上初のW杯ベスト8に貢献した。

中盤ではエルナネス(サンパウロ)、ヴァロン・ベーラミ(ジェノア)、リッカルド・モントリーボ(元ミラン、現在引退)、アントニオ・ノチェリーノ(元ミラン、現役引退)、エマヌエレ・ジャッケリーニ(元ユベントス、現役引退)などイタリアで活躍した選手たちが多い。

右サイドバックに多くの有名選手を抱えているのもこの世代の特徴。マンチェスター・ユナイテッドで長く活躍したアントニオ・バレンシア(リガ・デ・キト)はいまだ現役のエクアドル代表選手。パブロ・サバレタはマンチェスター・シティで長く活躍した選手で、2014年にはアルゼンチン代表のW杯準優勝に主力として貢献。2020年夏にウエストハムを退団して以降は無所属が続いている。ウカシュ・ピシュチェクは昨シーズンから3バックの右CBでもプレーしているドルトムントの重鎮で今シーズン限りでの現役引退を宣言している。ほかの世代から見ればうらやましい限りの選手層の厚さだ。

CBでは5か国を渡り歩いたアディル・ラミ(ボアビスタ)、ブラジルW杯でオランダ代表のDFリーダーとして活躍し3位に導いたロン・フラール(AZ)らが候補だった。

GKでは2度のW杯で鮮烈な活躍を披露したギジェルモ・オチョア(クラブ・アメリカ)、イタリアで長く活躍したエミリアーノ・ヴィヴィアーノ(スポルティング)、現在もウエストハムのゴールを守るウカシュ・ファビアンスキらも有力な選手だ。




総評

この世代はすでに現役を引退している選手も多く、実績を重視して評価した。

その中でもやはり際立つのがクリスティアーノ・ロナウドだ。同世代の仲間たちが引退していく中、いまだトップフォームを保っている怪物は正真正銘サッカー界のレジェンドだ。

彼同様充実しているのが中盤と両サイドバック。現在も活躍するモドリッチやヘスス・ナバス、フェルナンジーニョをはじめ、実績面では十二分のルーニー、アトレティコの両SBらを擁し、ほかの世代と比べてもストロングポイントとなるポジションだ。

対して右サイドアタッカーとCBは超ワールドクラスと評せる選手がおらず、ほかの世代と比べると見劣りするところだ。全体で見た総合的な評価は可もなく不可もなしといったところだろうか。

次回はレロイ・ザネ擁する1996年生まれ世代について紹介する予定だ。続きが気になるという方はお気に入りに登録して更新を待っていてほしい。

 

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