【最強世代決定戦】1987年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

【最強世代決定戦】1987年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

2021年1月20日 2 投稿者: マツシタ
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サッカー界における最強世代を決めようというこの企画。

第6回は1987年生まれの選手たちを紹介しよう。

最初にお断りしておくのだが、メンバーの序列は私の個人的な見解であることをご理解いただきたい。

私もすべての選手をチェックできているわけではないので自分が知っている範囲に偏りが生じてしまっているのです。

「この選手忘れとるで!」「自分ならこうする!」というご意見は、記事下のコメント欄までお願いしたい。読者の皆さんとともに楽しんでいければと思う。

 




 

1軍

私が選ぶ1987年生まれ世代ベスト11はこんな感じになった。

2トップはウルグアイの史上最強コンビ。

ルイス・スアレスアトレティコ・マドリード)は2度の噛みつき事件などトラブルメーカーな側面もあるが得点能力は随一で、リバプールとバルセロナで得点を取りまくった。

エディンソン・カバーニ(マンチェスター・ユナイテッド)もスアレスに劣らないゴールハンタ。3シーズン過ごしたナポリで104試合97得点という驚異的な数字をたたき出してパリ・サンジェルマンへ移籍。パリでも7シーズンで171ゴールをたたき出しクラブ歴代最多得点者となっている。圧倒的な得点力だけでなく献身性も持ち合わせているのもカバーニの魅力だ。

そして右サイドアタッカーにはリオネル・メッシ(バルセロナ)だ。もはや説明不要、歴代最多のバロンドール6度受賞を誇る世界最高の名手だ。

年々凄みを増してきたカリム・ベンゼマは足元のテクニックが高くチャンスメイク力に優れ、ロナウドの退団とともに得点源としての役割も担う万能型。今やレアル・マドリードの大黒柱だ。左サイドアタッカーはリヨン時代に経験済みだ。

中盤は豊富な運動量で攻守に絡みフランスのW杯優勝に貢献したブレーズ・マテュイディインテル・マイアミ)とこちらも運動量豊富でボール狩りから得点にまで絡むアルトゥーロ・ビダルインテル)のコンビ。FW4枚起用という超攻撃的布陣でも、このふたりならなんとかなってしまいそうだ。

右サイドバックはマルティン・カセレス。長くウルグアイ代表で主力として活躍し、クラブシーンではバルサやユーベ、セビージャ、ラツィオなど10クラブを渡り歩いてきた。現在はフィオレンティーナでプレーする。

左サイドバックにはヤン・ヴェルトンゲン(ベンフィカ)を起用。本職はCBだが、深刻な人材難により白羽の矢が立った。対人守備の強さ、フィードの正確さを武器にアヤックスとトットナム、ベルギー代表で長く活躍した。

センターバックは激しい守備とタッチダウンパスが武器のレオナルド・ボヌッチユベントス)とバルサの最終ラインに長く君臨してきた世界屈指のCBジェラール・ピケ(バルセロナ)のコンビ。両者ともに現代を代表するセンターバックで、ぜひ一度実際に見てみたいコンビだ。

GKはサルバトーレ・シリグ(トリノ)。パリ・サンジェルマンで正守護神を務めた時期もあり、いまだイタリア代表に継続して召集されるなどその実力はさび付いていない。この世代の最強守護神に選出して差し支えないだろう。

 




 

2軍

1軍は豪華なメンバーとなった1987年世代だが、2軍はどうだろうか。

最前線はレスターのレジェンド、ジェイミー・ヴァーディーだ。快速を生かしたラインブレイクが武器で、近年はクロスに合わせてゴールを奪う頻度も増えるなどいまだ進化を続けている。8部からイングランド代表にまで上り詰めた苦労人としても知られる。

シャドーはメルテンスとイグアイン。このふたりはナポリでコンビを組んでいた。

ドリース・メルテンスナポリ)はもともとサイドアタッカーだったがサッリ監督によって最前線にコンバートされて才能が開花。コンバート初年度の16-17シーズンには28ゴールを挙げた。

ゴンサロ・イグアインインテル・マイアミ)はアルゼンチンが生んだ世界レベルのストライカー。レアル・マドリード、ユベントス、チェルシー、ミランとビッグクラブを渡り歩いたが、最も輝いていたのはナポリ時代だろう。特に35試合36ゴールという衝撃的な成績を残した15-16シーズンは圧巻だった。

ウイングバックには本来アタッカーの選手を起用した。

右はホセ・カジェホン(フィオレンティーナ)。彼も長くナポリで活躍した名手で、絶妙な動き出しでインシーニェのクロスに合わせるプレーはもはや芸術の域だった。対峙した長友がもっとも厄介だったと挙げた選手だ。

左はペドロローマ)。バルセロナ黄金時代の主力として活躍した印象がいまだに強い。攻守に走れるスタミナを持つため、ウイングバックにも難なく対応するはずだ。

中盤にもまたまた元ナポリの名手が登場。マレク・ハムシク(大連プロ)だ。攻撃性能が総じて高く、ダイナミックな飛び出しからシーズン2桁得点も珍しくなかった。常にビッグクラブに注目されながら、12シーズンにわたってナポリに忠誠をつくしたクラブのレジェンドである。

相方にはセスク・ファブレガス(モナコ)を選択した。アーセナルやバルサ、チェルシーで活躍した名パサーで、スペイン代表のW杯初優勝にも貢献している。

センターバックは3枚。

中央にはダビド・ルイス(アーセナル)が構える。中盤もこなす攻撃性能の高さが武器で、ロングフィードは一級品。ブラジルW杯コロンビア戦で決めたフリーキックは今でも思い出される。

両脇を固めるのはローマ勢だ。メディ・ベナティア(アル・ドゥハイル)は対人守備の強さと攻撃性能の高さを持ち合わせ、アフリカを代表するCBのひとりだ。過去にはバイエルンに所属した時期もあったが、ローマやユベントスなどイタリアでの印象が強い。現在パルマへの加入が確実と報じられており、再びセリエAでその姿が見られそうで楽しみだ。

逆サイドにはフェデリコ・ファシオ。ここ最近はめっきり出番が減ったが、2シーズン前まではローマのDFリーダーの一人だった。195cmの巨漢で空中戦は負けなしだ。

GKはジョー・ハートを選択。現在はトットナムでロリスの控えという立ち位置でほとんど出場機会がない。一方でアブダビ資本をバックにマンチェスター・シティがプレミア屈指の強豪に成長した時期にチームを支えた功労者で2度のリーグ制覇を経験。この間イングランド代表の正守護神も務めた。実績ではシリグ以上で、これを評価し2軍の守護神に選出した。

 




 

その他の候補

1軍、2軍ともに超豪華な前線だが、セルタのレジェンドイアゴ・アスパス、パルマで第2の春を謳歌する快速ドリブラージェルビーニョ、正確無比な右足が武器のディミトリ・パイェ(マルセイユ)らはそのほかの世代なら2軍に入ってくるような実力者だろう。

中盤は実績を重視して選出したが、現在の活躍度でいえばセビージャのフェルナンドとラツィオのルーカス・レイバというふたりの守備的MFのほうが上だろう。ともに攻守のバランスを担保するうえでチームに欠かせない選手となっている。

そのほかドイツのW杯制覇に主力として貢献したサミ・ケディラユベントス)、圧倒的な空中戦の強さで日本も苦しめられたマルアン・フェライニ(山東魯能)、天性のテクニックを持ちながらピッチ外で問題が絶えず大成に至らなかったサミル・ナスリ(元アンデルレヒト、現在無所属)ミランの印象が強いがその他にも13ものクラブを渡り歩いている攻撃的MFケビン=プリンス・ボアテング(モンツァ)、トットナムとベルギー代表で活躍した守備的MFムサ・デンベレ(広州富力)などがいる。

センターバックではホテルで急死したダビデ・アストーリ(元フィオレンティーナ)がいる。だれからも愛された偉大なカピターノで、彼がいなくなってからクラブは低迷してしまっている。どれだけ影響力があったかがわかるだろう。彼が生きていれば2軍に入ったかもしれない。

GKではアンドレア・コンシーリを入れるかどうか最後まで迷った。サッスオーロの守護神として活躍しており、もともと苦手だった足元のテクニックでも成長を見せるなどいまだ進化を続ける。実績を重視してハートを選出したが、ここ最近での活躍ぶりでいえばコンシーリが2軍にふさわしい。

実績でいえばセルヒオ・ロメロ(マンチェスター・ユナイテッド)にも触れておきたい。アルゼンチン代表の24年ぶり決勝進出に貢献したのだ。オランダとの準決勝のPK戦で見せた2つのセーブは忘れられるべきではないだろう。

 




 

総評

1987年世代は攻撃陣の豪華さが目を引く世代だ。

2軍のメルテンス、ヴァーディー、イグアインというユニットはほかの世代では1軍レベルだろう。

一方、最終ラインとGKはやや層の薄さが目立つ。特にサイドバックの人材難は極めて深刻で、第一線で活躍した選手がカセレス以外に一人も見当たらなかった。

攻撃陣でいえば間違いなく全世代トップなだけにもったいないところだ。総合的な評価でいえばトップを狙うには物足りないと判断せざるを得ない。

次回はケインを擁する1993年生まれ世代について紹介する予定だ。続きが気になるという方はお気に入りに登録して更新を待っていてほしい。

 

 

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