【最強世代決定戦】1999年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

【最強世代決定戦】1999年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

2021年1月18日 2 投稿者: マツシタ
Pocket

サッカー界における最強世代を決めようというこの企画。

第5回は1999年生まれの選手たちを紹介しよう。

最初にお断りしておくのだが、メンバーの序列は私の個人的な見解であることをご理解いただきたい。

私もすべての選手をチェックできているわけではないので自分が知っている範囲に偏りが生じてしまっているのです。

「この選手忘れとるで!」「自分ならこうする!」というご意見は、記事下のコメント欄までお願いしたい。読者の皆さんとともに楽しんでいければと思う。

 




 

1軍

私が選ぶ1999年生まれサッカー選手ベスト11はこんな感じになった。

最前線には”ネクスト・ロナウド”ことジョアン・フェリックスアトレティコ・マドリード)だ。といってもプレースタイルはロナウドとは全く似ておらず、フィジカル能力よりはテクニックを武器とするセカンドトップタイプの選手だ。

昨シーズンは期待外れだと言われた中で迎えた今シーズンはついに本領を発揮。この世代の旗手だといっていいビッグタレントだ。

その下に構えるカイ・ハベルツもまたこの世代の顔になるだろうビッグタレント。長身でエレガントな身のこなしから決定的なパスを繰り出すだけでなく自らも決定力が高い。強化版エジルといったプレーヤーだ。

ただし、チェルシー移籍後は本来のプレーを見せられておらず、ここ数試合は先発を外されてしまっている。ポテンシャルは間違いないだけにここからの巻き返しに期待したい。

右サイドにはローマの至宝ニコロ・ザニオーロ。ハベルツと同じ長身・左利きのアタッカーだが、ハベルツよりもフィジカル能力に優れ推進力・走力で勝る。

心配なのは大けがが続いていること。2020年に2度も前十字靭帯を断裂してしまい、現在も離脱中。イタリアの未来を背負うべき逸材だけに、けがによってキャリアが壊されるなどあまりにももったいない。完全復活が待たれるところだ。

左サイドには筆者お気に入りのラファエウ・レオンミラン)。一瞬のスピードで相手を置き去りにする突破は切れ味抜群で、テクニックレベルも高くしなやかな身のこなしは天性のものだ。持っているポテンシャルはフェリックスやハベルツ、ザニオーロにも劣らないと思う。精神的に成長し安定したパフォーマンスを見せられるようになるかどうかでキャリアの最終到達点が大きく変わってくるだろう。

ラファエウ・レオンのプレースタイルまとめ

中盤にはチェルシーですっかり主力となったメイソン・マウントとそのチェルシーが獲得を熱望するデクラン・ライス(ウエストハム)のイングランドコンビ。マウントは正確な右足から繰り出すシュートとパスが魅力の攻撃的選手で、ライスはもともとCBだっただけに守備力が高く、テクニックも安定している。ともに今後のイングランドを背負って立つプレイヤーだ。

右サイドバックにもイングランド代表のリース・ジェームズ(チェルシー)。圧巻のスピードと右足から繰り出すクロスが武器で、得点力も高い。アスピリクエタから完全にポジションを奪ってしまった逸材だ。

左には菅原由勢とともにAZで活躍するオーウェン・ワインダル。まだ知名度は高くないが昨年10月にオランダ代表にデビューを果たしてさっそくアシストを記録するなどオランダ国内では屈指のタレント。今後5大リーグに上陸すれば瞬く間にその名が知れ渡るだろう。

センターバックはセリエAコンビだ。

アヤックスをCLベスト4に導いたマタイス・デリフトユベントス)はこの世代の顔になるだろうタレント。移籍初年度となった昨シーズンは怪我もあって適応に苦しんだものの、今シーズンはいよいよ本領を発揮しつつある。

彼と組むアレッサンドロ・バストーニインテル)もまたデリフトに劣らない逸材。20代前半とは思えない落ち着き払った守備対応とMFにも劣らない高度な足元のテクニックが武器。昨シーズンにはディエゴ・ゴディンとの競争に打ち勝ってミラノから追い出してしまった。これだけでも彼のポテンシャルがわかるだろう。

アレッサンドロ・バストーニのプレースタイルまとめ

そしてGKにも次世代の第一人者が構える。ジャンルイジ・ドンナルンマだ。16歳からミランのゴールを守り、今年で5年目。まだ21歳とは思わなかった。すでにイタリア代表でも定位置をつかんでおり、将来世界一のGKとなることは間違いないだろう。

 




 

2軍

1999年生まれ世代は1軍も豪華だったが、2軍にも逸材がそろった。

最前線にはアレクサンダー・イサクレアル・ソシエダ)。長身だが足元のテクニックに優れ、イブラ2世と呼ばれるのもわかる。ただ、イサクは空中戦よりも地上戦を得意としており、柔軟なテクニックとスピードを生かした突破を得意とするところは1軍のラファエウ・レオンとよく似ている。

シャドーにはブンデスで活躍するふたりを選んだ。

サイラス・ワマンギトゥカは遠藤航とおなじシュツットガルトで活躍するアタッカー。スピードを生かした突破、柔軟なボールタッチ、高い決定力でブレイクし、11月と12月の最優秀新人賞を連続受賞。今ノリにノっている急上昇株だ。

マテウス・クーニャも逸材。パッとしないヘルタ・ベルリンで一人気を吐きここまで6ゴール2アシストは立派。ドリブル、シュート、パスのどれをとっても欠点がなく、将来的にはブラジル代表で中心選手の一人になっていてもおかしくはない。

中盤にもブンデスからタイラー・アダムス(ライプツィヒ)を選出。近年逸材が次々と現れているアメリカが輩出した選手で、中盤を本職としながら右のサイドバックも高次元でこなす万能型。ボール奪取力やスタミナが武器だ。

彼と組むのが長友・酒井とチームメイトのブバカル・カマラ(マルセイユ)。もともとCBだったが中盤にコンバートされ、攻守に絡む絶対軸に成長した。フランス代表デビューが期待される逸材だ。

ウイングバックは右にアレクシス・サーレマーケルス。攻守に走れるワーキングウインガーで、躍進ミランの主力に定着している。そのミランでは右サイドアタッカーだが昨年11月にデビューしたベルギー代表では右のウイングバックで出場しており、適応は問題ないだろう。

アレクシス・サーレマーケルスのプレースタイルまとめ

左も同じくセリエAからルカ・ペッレグリーニ(ジェノア)を選出。攻撃力が最大の武器で、イタリアの未来を背負うタレントとして評判が高い。ユベントスが保有面を持っており、いずれはイタリア王者で活躍するだろう。

CBにもブンデスから二人を選出した。

イブラヒマ・コナテ(ライプツィヒ)は圧倒的なフィジカルが武器の鉄壁センターバック。空中戦は特に強く、足元のテクニックも悪くない。世界的な選手に成長しておかしくない逸材だ。

エドモンド・タプソバは昨冬にレバークーゼンに加入し瞬く間に定位置を確保したブルキナファソ代表CB。フィジカルを生かした迫力ある守備は圧巻で、正確なフィードはボアテングにもたとえられる。アフリカ出身の世界的CBという意味でクリバリの後継者になりうる逸材だ。

もうひとりがバルセロナで定位置をつかんだロナルド・アラウホだ。ウルグアイ人らしく球際に強く、バルサの下部組織出身だけあって足元のテクニックも安定している。ピケの後継者候補筆頭だ。

GKはスポルティングで守護神として活躍するルイス・マキシミアーノ。昨夏にはミランとバルサが獲得を狙った逸材で、ポルトガル代表デビューもうわさされる。

 




 

その他の候補

1999年生まれは選手層が厚く、だれを選ぶかすべてのポジションで最後まで迷った。

FWではバルサやシティが獲得を狙う”ニュー・カバーニ”ダルウィン・ヌニェス(ベンフィカ)とエールディビジ屈指のタレントドニエル・マレン(PSV)が1軍に入ってもおかしくない逸材。

アーセナルで出番が増えつつあるエディー・エンケティアやセリエAでブレイクしユベントスが獲得を狙うジャンルカ・スカマッカ(ジェノア)も今後のキャリアが明るい。

サイドアタッカーでは高速ドリブルを武器にここまで2ゴール3アシストとレバークーゼンの崩しの切り札となっているムサ・ディアビ、ノルウェー新世代のひとり、するすると抜けていくドリブルが武器のイェンス=ペッター・ハウゲミラン)、バルサが青田買いしたフランシスコ・トリンコン、シャフタールのレアル撃破の立役者マノール・ソロモン、レアルが所有権を保有する細かいボールタッチが武器のブラヒム・ディアスミラン)、ビジャレアルで久保と争ったサムエル・チュクウェゼ、ドイツで経験を積んでアーセナルに戻ったリース・ネルソンらがいる。

中盤ではバルセロナで燻るリキ・プッチが選外に。ラ・マシアが生んだ近年の最高傑作と言われているだけに、その本領発揮が待たれるとことだ。

プッチ同様停滞気味なのが一時アーセナルで主力を張ったものの、規律違反で追い出されたテオ・ゲンドゥジ(ヘルタ・ベルリン)とトットナム移籍後出番に恵まれないジェジソン・フェルナンデス。今後の巻き返しに期待だ。

そのほかにはモナコの中盤を仕切るユスフ・フォファナ、レアル・ソシエダで出番を増やすマルティン・スビメンディらが候補だった。

サイドバックではユベントスで出場機会を得るジャンルカ・フラボッタ、バルサ移籍がうわさされる逸材エメルソン(ベティス)、攻撃型で両サイドをこなすジオゴ・ダロミラン)あたりが今後有望な選手たち。

2軍を3バックにしたのはCBに逸材が集まってるからだ。誰を選出するか最後まで迷った。

バルサが3バックを採用したのを機に定位置をつかんだオスカル・ミンゲサ、アヤックスで活躍しリバプールが狙う”デリフトの後継者”ペル・スフールス、18歳でドルトムントの定位置をつかんだ早熟のダン=アクセル・ザガドゥ、序盤のミランで定位置をつかんだマッテオ・ガッビア、バルサ移籍後は武者修行が続くジャン=クレア・トディボ(ベンフィカ)、今夏チェルシーが獲得し同じくポルトガルで経験を積むマラング・サール(ポルト)らがその他の候補。この年代、豊作すぎる…

GKは16歳でデビューした早熟のアルバン・ラフォン(ナント)と2019年のU-20W杯で最優秀GKに選ばれたアンドリー・ルニン(レアル・マドリード)は2軍に入っておかしくないタレントだ。

 




 

総評

ここまで見てきた通り、1999年生まれは超当たり年だといえる。

1軍、2軍はおろか3軍まで組めてしまうレベルで層が厚い。今シーズンにブレイクした選手も多く、いま最も勢いがある世代だといえる。

ひとつ下の2000年生まれ世代とともに今後のサッカー界を引っ張っていく世代だといっていいのではないだろうか。

どのポジションにもまんべんなく逸材がそろっていて穴がないのも高評価ポイント。この世代から多くの第一人者が誕生するだろう。

特にCBの層がここまで多い世代は類を見ない。そして、そのうちの大半をフランス人選手が占めているのが恐ろしいところ。ひとつ上の1998年生まれ世代にはクンデとウパメカノもおり、完全にCB大国だ。

この世代はまだ若く、これからどんどん序列が入れ替わるだろう。ここでは紹介していない選手が急速に台頭してくることもあり得る。そういう意味でも、注目すべき世代だといえそうだ。

次回はキミッヒ率いる1995年生まれ世代について紹介する予定だ。続きが気になるという方はお気に入りに登録して更新を待っていてほしい。

 

 

  • 次回の記事

【最強世代決定戦】1995年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた

  • 前回の記事

【最強世代決定戦】1994年生まれのサッカー選手で1軍と2軍を組んでみた