【竹島問題はここから始まった】韓国の国際法違反「李承晩ライン」と一連の事件とは?

【竹島問題はここから始まった】韓国の国際法違反「李承晩ライン」と一連の事件とは?

2020年11月3日 1 投稿者: マツシタ
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現在、日本はいくつかの領土問題を抱えている。その中でも特に注目されるのが尖閣諸島だろう。近年中国は海洋進出を強めており、尖閣諸島沖の日本の領海や領空を侵犯している。その頻度は日に日に高まっており、ニュースで取り上げられることも多い。いま最も「ホット」な領土係争地だ。

しかし、今回取り上げるのは尖閣諸島ではない。竹島である。

竹島は日本海に浮かぶ小さな島の集まりで、島根県の一部である。現在では韓国も領有を主張していて、領土問題となっていることはみなさんご存じだろう。これは義務教育の範囲だ。

しかし、義務教育では「韓国との間に竹島をめぐる領土問題がある」とだけしか教わらないと思う。なぜ領土問題に発展したのか、その背景はなぜか教えられない。私は、こうした歴史的な背景を知ることが大切だと思う。

竹島に関する歴史的な背景をきちんと知ることができれば、そもそも領土問題など存在しないということがわかるはずだ。これは領土問題などではなく、韓国の一方的な国際法違反だからだ。

韓国は国際ルールを破っただけではなく、日本に対して非人道的なふるまいを見せた。このことはもっと国民に広く知られるべきだと思う。

今回は、そんな竹島に関してなぜ領土問題と言われるに至ったか、その原因である「李承晩ライン」と、それに関する一連の事件について触れていきたい。

現在の竹島。

 




 

李承晩ラインとは?

第二次大戦に敗れた日本は、GHQによって漁船の操業区域を制限されていた。この制限区域を定めた境界線をマッカーサー・ラインという。このマッカーサー・ラインがサンフランシスコ講和条約の締結に伴い失効することを見越したのが、当時の韓国大統領であった李承晩だった。

李承晩は、朝鮮海峡の公海上に「李承晩ライン」を引いた。そして、そのラインの韓国側に竹島があったのである。

問題はこの李承晩ラインが韓国が一方的に引いたものであったことだ。当然日本は相談も通告も受けていないので認めていない。アメリカ政府も、これを認めることはできないと通告しているのだ。だが、韓国はこれを無視し、一方的にラインを引いたのである。

当然、これは明白な国際法違反であり、許されることではない。もちろん、当時の日本政府もこれを拒絶していた。

なぜ李承晩はこのようなことをしたのか。それは、豊かな漁業資源を確保するためだ。当時の朝鮮海峡は日本の漁民たちが開拓した漁場であったのだ。

これが、竹島問題の発端である。竹島問題は、日本と韓国がだれのものでもない場所を奪い合っているという性質のものではない。もともと日本が支配していた場所に韓国が一方的に割り込んできたのだ。このことを、もっと多くの日本人が知るべきだろう。

 




 

韓国の非人道的な仕打ち

しかし、問題はここからである。

いきなり「李承晩ライン」を引いた韓国は、あろうことか朝鮮海峡で操業中の日本の漁船を拿捕し、自国の強制収容所へ連行し始めたのである。

これを例えるならば、マンションの隣人が勝手に自宅の一部屋を自分のものだと主張し、そこへ入ろうものなら捕まえて監禁してしまうようなものだ。まったく意味不明である。

また韓国の収容所の環境は非常に悪く、抑留者たちは体を重ねなければ眠ることができないほど狭い部屋に押し込められ、カビの生えた麦や腐った魚などを食わされた。当然全員が栄養失調に陥り、餓死者も出てしまった。

これだけでもおかしな話なのだが、韓国の愚行はこれだけにとどまらない。韓国側は、自国の裁判所が下した刑期を満了した抑留者を釈放しないばかりか、釈放の代償として日本の大村収容所に収容されていた韓国人全員の釈放を要求したのだ。

大村収容所にいたのは日本に不法侵入してきた韓国人であった。しかし、国外退去となるはずの韓国人の引き取りを韓国政府が拒否。そのため、日本は仕方なく韓国人を収容していたのだ。

そんな犯罪者と引き換えに何の罪もない日本の漁民と引き換えに釈放するなど筋が通らない。

日本はこれを拒絶し、交渉の結果「日本は戦時中に朝鮮半島に残してきた資産の返還の請求権を放棄する」ことを飲まされた。大きな代償を払ったとはいえ、やっと漁民を釈放できる…かに思えた。

なんと、韓国はここで態度を翻す。「もっと取れる」とつけあがった韓国は、身代金として1億ドルを要求してきたのだ。

これは、罪のない人を人質にとって無理難題を要求するという点で立てこもり犯と変わらない。ヤクザの手口だ。

結局、1965年に国交が回復するまでに日本漁民3929人が抑留され、うち29名が死亡、暴行によって84人が身体に障がいを負っている。韓国は罪のない日本人を虐待・殺害したのだ。謝罪を要求する前に、自分が謝罪しなければならないはずだ。

このようなあまりにもひどい仕打ちを受けた同胞がいることを、もっと多くの日本人が知る必要があると思う。

 




 

韓国は現在も不法占拠を続けている

現在、竹島には「独島守備隊」と呼ばれる警察部隊が40名駐留している。さらに、韓国は灯台やヘリポート、レーダーなどの施設を設置し、軍事要塞化を進めている。すでに竹島は韓国に乗っ取られてしまったのだ。

日本政府は国際司法裁判所での解決を韓国政府に呼び掛けている。しかし、韓国側は拒否し続けている。法にのっとって公正にさばく法廷に立てば、日本が勝つことが目に見えているからだろう。

韓国の国際法違反によって始まった、竹島問題。韓国はウソを貫くことで、それを正当化してしまう。これは彼らの常套手段だ。竹島もしかりである。このままでいいのだろうか。多くの日本人がこの竹島をめぐる事件について知り、考えてほしいと願うばかりである。

 




 

今回の参考図書

最後に、今回の参考図書を紹介しよう。

今回参考にさせてもらったのは、井沢元彦氏の著書『崩れゆく韓国』(ビジネス社)である。韓国の現状から日韓の歴史、なぜ韓国が反日思想に陥ってしまうのかを文化的・思想的な背景から解き明かした本だ。

今回の記事で興味を持った方は、ぜひ実際に手に取ってみてほしい。