幸せな人生の法則

幸せな人生の法則

2020年10月9日 1 投稿者: マツシタ
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人生の究極の目標は幸せになることだといえる。これは、人間なら誰しもがわかっていることだし、そう望んでいるだろう。

では、どうすれば幸せになれるのだろう。そう聞かれて答えられる人はなかなかいないのではなかろうか。

幸せになるためにはどうすればいいのか。幸せな人生に何か法則のようなものはないのか。今回は、簡単なようで難しい幸せについて考えてみようと思う。

 




 

「幸福」に正解はない?

幸福になるために必要な三つの土台が、お金、仕事、友情・愛情だ。これら3つすべての要素が欠けていれば幸福にはなりようがない。それは「不幸」ということになる。

それでは、幸福になるためには3つの要素すべてを手に入れればいいのだろうか。

もちろん、3つすべてを持っていればとても幸せな人生だろう。しかし、そううまくいくものではない。3つの要素はぶつかり合ってしまうことが多いのだ。

「仕事と私、どっちが大事なの?」と迫られる男性は多いんじゃないだろうか。これは、仕事と友情・愛情がぶつかり合っている状態だ。

「愛かお金か」は誰でも聞いたことのある永遠の命題だろう。ここで愛派の人はこう言ってお金派の人を説得するんじゃないだろうか。「愛はお金では買えない。」お金と愛もまたぶつかり合っているのである。

3つの要素すべてを手に入れるのが現実的でないとしたら、それらの中からいくつかを選んで組み合わせていく必要がある。

それぞれの要素の組み合わせ方は人それぞれだ。貧しくても家族や友人に囲まれて幸せな人はいるだろうし、仕事も友人も愛人もいないが大金があればそれで十分だという人もいるかもしれない。給料は高くなくてもやりがいのある仕事に就けて、友人や恋人なんて意識にないくらい充実している人だっているはずだ。

つまり、「幸福」とは一人一人で違っていて、各々が決めることなのだ。

 




 

自分の「幸せ」を定義する

ひとりひとりで「幸せ」の意味が変わるなら、他人に「幸せって何?」と聞いてみたところでその答えが自分にあてはまるとは限らないということになる。だから、まずやるべきは自分のなかで「幸福」な状態とはどのような状態なのかを定義することだ。

その際に重要なのは自分の「好き」を基準にすることだ。周りの目を気にしてはいけない。あくまで自分の心の声を聴くことが大切だ。

思いつかない人は子供の頃を思い出してみてほしい。小さいころには何も考えずに没頭していた対象があったはずだ。あなたの原点に、あなたの本質のヒントがある。

なぜ好きなことにこだわるのか。夢中になって長時間続けられるのは好きなことだけだからだ。

野球少年が小学校から高校までの12年間野球を続けることは苦でないだろう。それどころか喜んで野球に打ち込むだろう。でも、そんな彼に全く興味のないピアノを12年間やれといったらそれはもはや拷問だ。

好きだから夢中になれる。好きなことに没頭していれば時間を忘れる。気づけば時間がたっている。そうして、密度の濃い時間が長く続いていく。気づいたら、没頭する時間の積み重ねが人生になっている。

このような人生を歩めれば、幸福なことは間違いないだろう。

 




 

みんなに共通する「幸福の法則」はないのか

「幸福」が個人個人によって変わるものだということはお分かりいただけただろう。しかし、そうなってしまうと読者の皆さんに丸投げになってしまう。幸福の法則を見つけ出すといって始まったこの記事の目的も未達成のままになってしまう。なので、「幸福」がどのような形であっても共通する法則について考えてみたい。

先ほどの項で長時間継続することにこだわったのには理由がある。この項でお話しする法則と関係してくるのだ。

結論から言ってしまうと、いろいろな障害を乗り越えながら、最後はプラスの方向へ変化すること。これが幸福な人生の法則のひとつなのだ。

ポケモンはその点、よくできている。最初はレベルが低くてチャンピオンに勝つことはできないけれど、経験を積んでいくことで成長していき、チャンピオンにも勝てるようになる。あのゲームは成長を楽しむゲームなのだ。

もしポケモンがどれだけ頑張ってもレベル5のまま成長しないゲームだったら楽しくないのは当たり前だ。一方でいきなりレベル100の伝説のポケモンが6匹も与えられて、どんなポケモンも一撃で倒してしまうようなゲームなら、これもまったく楽しくないのではないだろうか。

成長していく過程そのものが人に充実感を与えることに疑いはないだろう。しかし、プラスの方向への変化が大切なのにはもうひとつ理由がある。

それが、人が現在に近い記憶に強く影響されることだ。10年前はとても幸せでも現在がすごくつらいなら、それを2で割ってまあまあかなとは絶対にならないだろう。

プラスな方向に変化するということは、現在が過去よりも幸せだということだ。それが自分が歩んできた過程に対して肯定感を生んでくれる。自分の人生に対する満足度が、幸福につながるのだ。

そして、プラスの方向へ変化するために必要なのが長時間続けることなのだ。ピアノを初めて1か月でプロになってしまう人などいない。何度も何度も練習して初めて一流になれる。だからこその「好き」へのこだわりなのだ。

その過程では挫折もあるだろう。でも、気にしなくていい。現在は挫折の真っただ中にいるとしよう。挫折で終わらせてしまったら、それは「失敗」ということになる。だが、将来プラスに行くことができれば、それは過程の一部に過ぎなかったと振り返ることができる。頂上から見下ろせば、少しきつかった上り坂に過ぎない。頂上から見た雄大な景色に比べれば些細なことだろう。

いまは不幸せだという人には、幸福になる権利があるといっていい。今がどん底なら、これから待っているのはプラスへの変化しかない。それはつまり、幸福な人生を歩むということになるのだ。

 

今回の参考図書

最後に今回の参考図書を紹介しよう。

今回参考にしたのは橘玲氏の著作『人生は攻略できる』(ポプラ社)だ。個人的に読んだことがある範囲内だが、人生論の本の中では飛びぬけて面白く、そして参考になった

特に若者には必ず読んでほしい本だ。この本は若者に向けて書かれている。これからの人生をどう生きていくのか。そのバイブルとなりうる本である。

もしこの記事を読んで『人生は攻略できる』に興味を持った方は、ぜひ実際に手に取ってみてほしい。

 

 

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