
【2020夏】ハメス、ベイル、チアゴ!プレミアリーグ注目の移籍まとめ
コロナウイルスの感染拡大によるリーグの中断、およびリーグ再開後も無観客での試合開催が続いた影響で多くのクラブが財政難な状態で迎えた今夏の移籍市場。財政状況を回復するためのトレード移籍やお金を使わずして選手を補強できるレンタル移籍が多くなるなど特殊な移籍市場となっている。
そんな夏に成立した注目の移籍についてまとめている。
今回はイングランド1部リーグであるプレミアリーグについてだ。その他のリーグについてはこの記事の最後の項目である「関連記事」から飛んでみてほしい。
リバプール
主な新加入選手
- コスタス・ツィミカス ←オリンピアコス
- チアゴ・アルカンタラ ←バイエルン
- ジオゴ・ジョッタ ←ウォルバーハンプトン
主な退団選手
- デヤン・ロブレン →ゼニト
- ナサニエル・クライン →未定
- アダム・ララーナ →ブライトン
新シーズンへの展望
2シーズン前のチャンピオンズリーグ優勝に続き、昨シーズンには圧倒的な強さで30年ぶりにプレミアリーグの王座を奪還した。
まさに黄金期に入っているといえる現在のチームだが、今夏はさらなる強化を断行。長年にわたって創造性が不足されているといわれてきた中盤にチアゴを迎え、3トップの控え問題を解決しうる「第4のフォワード」ジョッタを獲得した。

チアゴはリバプールの中盤に創造性を注入しうる。

「第4のフォワード」として迎えられ、デビュー戦では早速ゴールを奪ったジョッタ。南野にとっては強力なライバルだ。
さらに、控え不在だった左サイドバックにはツィミカスを迎えるなど、過密日程を見据えた盤石な布陣を整えた。プレミアリーグ連覇へ向けて視界良好といっていい。今季も優勝候補筆頭はリバプールだ。
マンチェスター・シティ
主な新加入選手
- ルベン・ディアス ←ベンフィカ
- ネイサン・アケー ←ボーンマス
- フェラン・トーレス ←バレンシア
主な退団選手
- クラウディオ・ブラーボ →ベティス
- ニコラス・オタメンディ →ベンフィカ
- ダビド・シルバ →レアル・ソシエダ
- レロイ・ザネ →バイエルン
新シーズンへの展望
昨シーズンにセンターバックの絶対軸であったラポルトの浮上離脱を受けてチームの安定感を欠いてしまった反省を踏まえ、今夏はセンターバックを重点的に補強している。
早い段階で降格したボーンマスからオランダ代表のネイサン・アケーを獲得した。彼もビルドアップ能力と裏のスペースをカバーするスピードというシティのセンターバックに必要な能力を兼ね備えているが、質だけでなく量も充実させようとさらなる補強へと繰り出した。

昨シーズンに所属したボーンマスが降格したとはいえ、オランダ代表に継続的に選出されている通り、アケーの実力に疑いの余地はない。
本命はナポリのクリバリだったようだが、先方のデ・ラウレンティス会長が巨額の移籍金を譲らなかったために断念。一時はセビージャのジュル・クンデの名前も取り沙汰されたが、最終的にはベンフィカからポルトガル代表のルベン・ディアスを獲得した。
次善の策ではあるが、すでにポルトガル代表で主戦を張っており、その実力に疑いはない。最終ラインから繰り出す高精度のパスも魅力だ。セカンドベストな補強となっただろう。

ルベン・ディアスは両足を遜色なく使いこなし、最終ラインからの高精度のパスで攻撃を組み立てるプレーを得意とするモダンなセンターバックだ。
さらに、母国バイエルンに引き抜かれたザネの後釜として、昨シーズンにスペインで大ブレイクを果たしたフェラン・トーレスを補強。タイプ的にもザネに近く、チームになじめば確実に貴重な戦力となるだろう。

フェラン・トーレスにはザネの穴を埋める活躍がk対される。まずはチームの戦術になじみたい。
リバプールからの覇権奪回を目指し、的確な補強で着実に戦力アップを実現した印象のマンチェスター・シティ。ただ、開幕から5試合で取りこぼしが目立つのも確かだ。リバプールが好調を維持していることもあり、できるだけ早く新戦力をチーム選出に組み込んで昨季王者を追走していきたいところだ。
チェルシー
- エドゥアール・メンディ ←レンヌ
- チアゴ・シウバ ←パリ・サンジェルマン
- ベン・チルウェル ←レスター
- カイ・ハベルツ ←レバークーゼン
- ハキム・ジイェフ ←アヤックス
- ティモ・ヴェルナー ←ライプツィヒ
- ヴィクター・モーゼス ←インテル(レンタル)
主な退団選手
- ペドロ →ローマ
- ウィリアン →アーセナル
- ティエムエ・バカヨコ →ナポリ(昨シーズンはモナコへレンタル)
- ロス・バークリー →アストンビラ(レンタル)
- ルベン・ロフタス=チーク →フルハム(レンタル)
- ミチ・バチュアイ →クリスタルパレス(レンタル)
新シーズンへの展望
今夏の移籍マーケットの主役といえば、チェルシーを置いて他にいないだろう。
チェルシーは、昨シーズンにFFP違反のペナルティとして1年間の補強禁止処分を食らっていた。しかし、このおかげで資金を保持しておけたことがコロナウイルスの感染拡大と重なった結果、多くのクラブが資金難に陥る中でチェルシーは余裕を持った資産運用ができたのだ。想定外の幸運が舞い込んだ形だ。
今夏の移籍市場は、このコロナウイルスの感染拡大を受けて選手の市場価格が軒並み低下しており、資金が潤沢にあるチェルシーにとってはまさにお買い得のバーゲセール状態だというわけだ。
ここぞとばかりにハベルツ、ジイェフ、ヴェルナーと次世代のサッカー界を代表するプレイヤーに成長しうる攻撃タレントを乱獲したかと思えば、不安定だった最終ラインには35歳となった今もなお世界有数のセンターバックであるチアゴ・シウバにイングランド代表の主力であるチルウェル、超逸材マラング・サール(獲得後にポルトへレンタル)を補強。
さらに、不安定なプレーに終始したケパに代わる守護神として、昨シーズンのレンヌの躍進を支えたメンディを加えるなど、各ポジションにまんべんなく実力者を補強。陣容の充実度ではリバプール、マンチェスター・シティの2強にも引けを取らない強力な布陣が完成した。

左からハベルツ、チアゴ・シウバ、チルウェル。実力者を次々と獲得し、移籍市場を席巻した。
あとは、ランパード監督がこの強力な陣容をいかに料理するかだ。すべてはレジェンド監督の手腕にかかっている。うまくチームを整備できれば、リバプールと優勝を争ってもおかしくはないだろう。
マンチェスター・ユナイテッド
主な新加入選手
- ディーン・ヘンダーソン ←シェフィールド・ユナイテッド(レンタル復帰)
- アレックス・テレス ←ポルト
- ドニー・ファン・デ・ベーク ←アヤックス
- ファクンド・ペリストリ ←ペニャロール
- エディンソン・カバーニ ←パリ・サンジェルマン
主な退団選手
新シーズンへの展望
今夏の目玉はアヤックスから引き抜いたオランダ代表のファン・デ・ベークだ。アヤックスがチャンピオンズリーグで4強に進出した一昨シーズンの活躍以来、レアル・マドリードへの移籍がさかんに取り沙汰されていた。しかし、彼が選んだ新天地は赤い悪魔だった。

今夏の目玉、ファン・デ・ベーク。
ただ、すでに中盤に君臨するブルーノ・フェルナンデスとポグバと3枚で中盤で組ませるとバランスが悪くなってしまう。いかにバランスを見出して共存させるのか、スールシャール監督のお手並み拝見と行きたいところだ。
また、昨シーズンにレンタル先のシェフィールド・ユナイテッドでブレイクしたGKのヘンダーソンの復帰も大きなトピックだ。衰えが見えるデヘアにかわり、数年後にはユナイテッドのせい守護神に収まるだろう。今シーズンは控えの扱いだが、徐々に出番を増やしていき今シーズン中に定位置を奪っても何ら不思議はない実力者だ。

レンタル先のシェフィールド・ユナイテッドでブレイクを果たしユナイテッドに帰還したヘンダーソン。
さらに、移籍期限最終日にブラジル代表の左サイドバックであるアレックス・テレス、ウルグアイ代表FWのカバーニ、そしてウルグアイの名門ペニャロールが輩出した逸材ぺリストリと一気に3人を獲得した。ここまでは静かな夏を過ごしていたが、駆け込みで実力者を次々と補強。特に質量ともに不足していた左サイドバックに実力者を迎えられたのは大きな補強となった。

ブラジル代表の実力者アレックス・テレスの獲得で攻撃力アップ。逆サイドに張守備力が売りのワン=ビサカがおり、バランスのいい構成となりそうだ。

パリ・サンジェルマンを契約満了で退団していたカバーニの新天地はマンUに決定。若い選手が多い前線に経験を注入する。

名門ペニャロールから獲得したぺリストリ。昨シーズンはグリーンウッドが急速に台頭したが、ぺリストリはこれに続いてブレイクできるか。
ただ、強化ポイントだったDFライン中央部が手付かずなのは新シーズンに向けた懸念材料だ。事実、シーズン開幕後に失点がかさんでおり、現有戦力だけでの修正を迫られそうな状況だ。ここをうまく修正できれば、いよいよ名門の本格的な復活が見えてきそうだ。
トッテナム
主な新加入選手
- ジョー・ハート ←バーンリー
- マット・ドハーティ ←ウォルバーハンプトン
- セルヒオ・レギロン ←レアル・マドリード
- ダニー・ローズ ←ニューカッスル(レンタル復帰)
- ピエール=エミル・ホイビェア ←サウサンプトン
- ガレス・ベイル ←レアル・マドリード(レンタル)
- カルロス・ヴィニシウス ←ベンフィカ(レンタル)
主な退団選手
- ミシェル・フォルム →未定
- ヤン・ヴェルトンゲン →ベンフィカ
- ライアン・セセニョン →ホッフェンハイム(レンタル)
- ファン・フォイス →ビジャレアル(レンタル)
- トロイ・パロット →ミルウォール(レンタル)
新シーズンへの展望
昨シーズンはポチェッティーノからモウリーニョへの監督交代劇もあり、不安定な戦いに終始したトッテナム。今シーズンはモウリーニョがシーズン開幕から指揮を執る最初のシーズンであり、指揮官の希望のスカッドを完成させるべく積極的に市場を奔走している。
中でも注目は7年ぶりの復帰となったベイルだろう。7年前は圧巻のスピードと強烈なミドルシュートでプレミアを席巻したが、レアルでは度々ケガに見舞われてトップフォームを維持できず、ここ数シーズンは市場が開くたびに放出の噂が立っていた。勝手知ったる古巣でマドリードでの屈辱的な日々を振り払うような活躍を見せられるか期待だ。

再起を誓って心のクラブに復帰したベイル。
彼以外にも、両サイドバックには攻撃性能に優れるドハーティとレギロン、中盤にはフィジカル能力に優れたいかにもモウリーニョ好みなホイビェア、そして積年の課題だったケインの控えフォワードとしてヴィニシウスと各ポジションに実力者を迎えて大幅なスケールアップを果たしている。

個人的に注目しているのが、アイルランド代表のドハーティ。パワフルさを前面に押し出した攻守両面での躍動感はいかにも指揮官のモウリーニョが好むタイプだ。
あとは名将モウリーニョが彼らをチームに組み込むだけだ。メンバーだけを見れば、チャンピオンズリーグを獲得できなければ失敗だといえるスカッドだ与えられている。今季は勝負の一年になるだろう。
アーセナル
主な新加入選手
- ガブリエウ ←リール
- ウィリアム・サリバ ←サンテティエンヌ
- トーマス・パーティー ←アトレティコ・マドリード
- ウィリアン ←チェルシー
- モハメド・エルネニー ←ベシクタシュ(レンタル復帰)
主な退団選手
- エミリアーノ・マルティネス →アストンビラ
- ルーカス・トレイラ →アトレティコ・マドリード(レンタル)
- マテオ・ゲンドゥージ →ヘルタ・ベルリン(レンタル)
新シーズンへの展望
昨シーズン途中にエメリからチームを引き継いだアルテタは、シーズンを通してチームに選出の浸透を図ってきた。そして、今季は開幕から指揮を執る初めてのシーズンとなる。
攻守に気の利いたプレーができるベテランのウィリアン、足元のテクニックに優れるレフティーのCB・ガブリエウら新戦力は軒並み出番を与えられている。

同じロンドンに本拠地を置くチェルシーからの「禁断の移籍」をなったウィリアン。
特に驚いたのがエルネニーの先発定着だ。昨シーズンはトルコへレンタルされていたエジプト代表のセントラルMFは放出候補とみられていたが、一転して開幕から継続して出番を得ている。
ただ、そんなエルネニーの立場を脅かす実力者が移籍期限最終日に加入した。トーマス・パーティーだ。数年前から市場が開くたびに獲得の噂が上がっていた意中のセントラルMFだ。正確な組み立てとシメオネ仕込みのハードな守備が持ち味の万能型で、セントラルMFだけでなくサイドMFやサイドバックにも対応するユーティリティー性も魅力だ。彼の獲得で不足感があった中盤のクオリティーは飛躍的にアップするだろう。

数年前から狙っていたトーマスをついに獲得した。構想外になっていたトレイラと引き換えにトーマスを手に入れられたのは素晴らしい取引となったはずだ。
セントラルMFでは、トーマス獲得の人的補償としてトレイラを放出したほか、問題行動が相次ぎ構想外となっていたゲンドゥジがヘルタ・ベルリンへレンタルに出されている。
昨シーズン、監督交代を機に試合内容は好転したが、結果は8位止まり。チャンピオンズリーグはおろかヨーロッパリーグ出場権も獲得できなかった。今季は嫌でも結果が求められるだろう。内容と結果の両立を求められる新米監督のアルテタにとって、今シーズンはその後のキャリアを左右しうる勝負どころだとみて間違いない。
ウォルバーハンプトン
主な新加入選手
- ネウソン・セメド ←バルセロナ
- マルサウ ←リヨン
- ライアン・アイツ=ヌーリ ←アンジェ(レンタル)
- ファビオ・シウバ ←ポルト
主な退団選手
- マット・ドハーティ →トッテナム
- ルベン・ヴィナーグレ →オリンピアコス(レンタル)
- ジオゴ・ジョッタ →リバプール
新シーズンへの展望
一昨季にプレミア昇格を果たして以来、2シーズン連続で7位フィニッシュ。トップ6を切り崩す新興勢力としての地位を固めつつあるウルブス。
この夏はドハーティにジョッタと昨シーズンの主力を引き抜かれたものの、ウイングバックにバルサからセメド、リヨンからマルサウとふたりの実力者、アンジェから逸材アイツ=ヌーリを補強すると、ポルトからは超逸材ファビオ・シウバを獲得。効果的な補強で期待値は高まっている。

これまで数々の名手を育ててきた育成の名門・ポルトが生んだ最新作、ファビオ・シウバ。
今シーズンはいよいよ6位以上でシーズンを終え、トップ6時代の終焉を告げたいところだ。
レスター
主な新加入選手
主な退団選手
- ベン・チルウェル →チェルシー
- ラシド・ゲザル →ベシクタシュ(フィオレンティーナからレンタルバック後に再レンタル)
新シーズンへの展望
昨シーズンは一時2位につけるなど好調だったレスター。奇跡のプレミア制覇を果たした時とは正反対のアタッキングなスタイルでプレミアに旋風を巻き起こした。
しかしながら、結局は5位でフィニッシュ。優勝したシーズン以来のチャンピオンズリーグ出場獲得を、あと一歩のところで逃す形となった。
今シーズンは基本的に昨シーズンからの継続路線だ。チェルシーに引き抜かれたチルウェルの後釜として、アタランタからカスターニュを確保してしっかり穴埋めをすると、ウイングにはウンデルをレンタル。さらにCBには超逸材との呼び声高いフォファナを確保するなど、選手層の拡張に努めた。

すでに主力として活躍するカスターニュ。昨シーズンのアタランタでは主力というわけではなかったが、ベルギー代表に定着しておりその実力に疑いはない。
第3節でマンチェスター・シティを5-2で粉砕するなど昨シーズンの躍進がフロックではないことを証明しているレスター。今シーズンこそはチャンピオンズリーグの出場権を確保できるか、注目だ。
エバートン
主な新加入選手
- ロビン・オルセン ←ローマ(カリアリからレンタルバック後に再レンタル)
- ベン・ゴッドフリー ←ノーリッジ
- ジョンジョ・ケニー ←シャルケ(レンタル復帰)
- ハメス・ロドリゲス ←レアル・マドリード
- アラン ←ナポリ
- アブドゥライエ・ドゥクレ ←ワトフォード
- ジェンク・トスン ←クリスタルパレス(レンタル復帰)
主な退団選手
- レイトン・べインズ →引退
- ジブリル・シディベ →モナコ(レンタル終了)
- モルガン・シュネデルラン →ニース
- モイゼ・ケーン →パリ・サンジェルマン(レンタル)
- テオ・ウォルコット →フルハム(レンタル)
新シーズンへの展望
アンチェロッティ監督が開幕から指揮を執る今季へ向けて大型補強を敢行した。
プレミアではこれまで無傷の4連勝と絶好調で、特に圧倒的な攻撃力が猛威を振るっている。その中心にいるのがアンチェロッティ監督の愛弟子ハメスだ。早くも敵陣での崩しの局面を取り仕切り、ここまでリーグ戦4試合で3ゴール2アシストの大活躍だ。

エバートン加入後、3ゴール2アシストと絶好調のハメス・ロドリゲス。
さらに、中盤でコンビを組む新加入コンビのアランとドゥクレが早くも好連携を構築しており、昨シーズンのチームに欠けていた守備力を注入して中盤を引き締めている。

アンチェロッティ監督は、自信のナポリ監督退任を機に出番を失った愛弟子のアランもエバートンに呼び寄せた。
さらに、右サイドバックにはイングランドU-21代表のゴッドフリーを獲得。国内のビッグ6がこぞって狙っていた逸材の獲得でまさに盤石のスカッドとなった。

移籍期限最終日にはビッグ6もこぞって狙った逸材ゴッドフリーを獲得。
いよいよ古豪の復活かとささやかれているエバートン。代表ウィーク明けの再開初戦はリバプールとのマージ―サイドダービーだ。この一戦が今のエバートンの実力を図るうえでのひとつの指標となるだろう。
リーズ
主な新加入選手
- ロビン・コッホ ←フライブルク
- ディエゴ・ジョレンテ ←レアル・ソシエダ
- ロドリゴ ←バレンシア
- ラフィーニャ ←レンヌ
主な退団選手
なし
新シーズンへの展望
かつてのプレミアリーグで上位争いの常連だった古豪リーズが、奇才ビエルサに率いられてプレミアの舞台に帰ってきた。
ここまでは大型補強を敢行してドイツ代表のコッホ、スペイン代表のディエゴ・ジョレンテとロドリゴを獲得した。さらに移籍期限最終日にはフランスで株を上げたラフィーニャを獲得。余裕を持った残留、場合にお手は1桁フィニッシュも可能な陣容を手にした。

バルサやリバプールなど、名だたる強豪への移籍もうわさされたFWロドリゴは、昇格組のリーズへ移籍して周囲を驚かせた。
彼らがビエルサの特殊な戦術を消化しチームになじんでくれば、台風の目にもなりうるだろう。今季必見のダークホース候補だ。
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