【南野拓実を覚醒に導いた!】日本代表がザルツブルクのような戦い方をするためのメンバーを考えよう

【南野拓実を覚醒に導いた!】日本代表がザルツブルクのような戦い方をするためのメンバーを考えよう

2020年1月1日 1 投稿者: マツシタ
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世界最強クラブ、リバプールが日本代表MFの南野拓実の獲得を発表した。衝撃的なニュースが飛び込み、日本中が湧きたっている。

ここまでの経緯は前回の記事に書いたので参考にしてもらいたい。 https://bun-bu.com/2019/12/14/salzburgjapan/

南野の覚醒をザルツブルクの戦術が助けたとして、その戦術と現状の日本代表との戦いぶりを比較した。では、実際に日本代表がこのような戦い方を選択するとしたら、どのようなメンバーが適切か考えていこうという妄想的な企画をお送りします。

 

私が推すスタメン案

 

GK・DF

ザルツブルクのようなスタイルを採用する場合、DF陣に求められるのはリスクを負ってラインを上げ、しっかりと相手をつぶすこと。また、その高いラインの裏をカバーできるスピードである。また、サイドバックには遅攻時に幅とり役としてサイドからクロスやパスなどを供給できることである。

といっても、この基準で選んでもDFラインの顔ぶれは変わらないだろう。それくらい、今の日本代表のDFラインは先発と控えに差が開いている。事実、主軸不在の中で4バックを組んだベネズエラ戦では相手エースのロンドンに無双され、前半だけで4失点を屈するなどひどい有様だった。

DFラインの主軸を脅かせるような選手が出てくることが、日本代表がさらにレベルアップするためには欠かせないと思う。

 

MF

一方、中盤は顔ぶれが一新するだろう。

トップ下には、この戦術の核となる南野を置く。彼に攻撃の全権を担わせ、ほかの3枚は彼をサポートする役回りになる。

左右のインサイドハーフには、まず広範囲をカバーできる運動量とボールを奪うための球際の激しさ、いわゆるデュエルが求められる。加えて南野や2トップとの細かい連携が可能な程度の技術、ゴール前に飛び出して得点できる感覚まであれば文句なしだ。

これらを踏まえて選出したのが、井手口陽介と山口蛍だ。これは、2018ロシアワールドカップへの出場を決めた、ホームでのオーストラリア戦を参考にしている。

ともに、この戦術に求められる運動量、ボール奪取力、得点力を高い次元で持ち合わせており、理想にぴったりと合致する。

山口蛍は今季、神戸で本来のアンカーよりも高い位置での起用が増え、ゴール前に進出する場面が増えた。もちろん、持ち前の運動量とボール奪取力も存分に発揮していた。

井手口に関しては、2ボランチの一角としてよりもアンカーを置いた3センターのインサイドハーフのほうがより持ち味を出せるだろう。日本をワールドカップに導く得点をはじめ、MOMに選出される活躍を見せた前述のオーストラリア戦も、アンカーに長谷部がいてバランスをとっていたからこそ彼がピッチを縦横無尽に駆け回れたのだ。今期のガンバ大阪でも、3センターのインサイドハーフとしてプレーしている。彼を活かすという意味でも、3センターの採用を推す。

また、より技術を重視するなら今季序盤のマリノスでに多様な戦術の中3センターのインサイドハーフを担った天野純三好康児を使っても面白い。山口、井手口よりも強度は落ちるが、より華麗な攻撃を見せてくれることだろう。

そして、肝のアンカーだが、長谷部誠!といいたいところだが、彼は引退を宣言しているので彼以外から探すと、マリノスを中盤の底から支えた喜田拓也が適任だろう。積極的に動き回る前の3枚の動きを見ながらチームのバランスを取り、こぼれ球に反応してボールを刈り取るプレーが求められるこの戦術のアンカーにおいて、喜田はまさに理想的な人材だ。マリノスで同じような役割を担っているからだ。

今季優勝チームにおいて不可欠な活躍を見せた彼の代表への抜擢を強く求めたい。

 

FW

FW陣の軸になるのは、引き続き大迫勇也になるだろう。得点での貢献はもちろん、圧倒的なキープ力を利したポストプレーは、縦に速く、単調になりがちな攻撃にためをもたらしてくれるはず。彼がキープしている間に南野の前線への飛び出しも引き出せるはずだ。また、彼は攻撃面でももちろん、守備面での貢献度も高い。まさに万能だ。

その大迫の相方には、大迫がけがで不在になっていた間に台頭した永井謙佑は考えられる選択肢だ。圧倒的なスピードを持つ彼は縦に速い攻撃の第一の矢として機能するはずだ。また彼のスピードは守備でも活かされる。猛スピードでプレスの急先鋒を担うのだ。戦術との相性も良く、ハマったときは圧倒的な爆発力を見せてくれるはずだ。

しかし、永井もいいのだが、個人的にはセレッソ大阪の奧埜博亮の抜擢を期待したい。圧倒的な運動量で前線でのプレスからプレスバックまでをこなし、中盤の守備を助ける。また、もともと中盤の選手だが、今季のセレッソでは戸倉の負傷離脱後にフォワードで起用されると、大柄ではないながら巧みなポストプレーで攻撃の基準になりながらリーグ戦7ゴール2アシストと得点にも絡んだ。攻守において決定的な働きを見せ、セレッソを5位に導いた立役者だ。永井とはタイプが異なるが戦術に合致する選手であり、試してみる価値があるはずだ。

 

2019年、日本代表には停滞感がぬぐえなかった。思い切った方向転換を捨て見てはどうか。世界の最先端戦術を採用し、日本に染み付くよくないDNAを一新するときが来ていると、私は思う。