『人生が変わるすごい「地理」』を読んでみた ~地理の力で思考力を次のステージへ!~

『人生が変わるすごい「地理」』を読んでみた ~地理の力で思考力を次のステージへ!~

2019年9月8日 0 投稿者: マツシタ
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みんなさんこんにちは。

今日は角川書店から出ている角田陽一郎さんの『人生が変わるすごい「地理」』を読んで記事を書いていきたいと思います。

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地理という科目の記憶

突然でしたが、僕は地理が得意でした。一応地元の都道府県で一番の進学校に通っていましたが、地理だけはずっと学年トップでした。医学部を目指している友達に地理を教えていたほど、地理に関しては周囲から信頼されていました。

そんな地理はどんな科目なのか。地理の範囲をひとことであらわしてしまうと、地図に表せること全部です。地形や気候から農業、工業、貿易、民族まで、その範囲は非常に広いです。その割には社会科目の中では暗記量が少ないといわれていて、暗記が苦手な理系の生徒が選択する科目という印象が強かったですね。

では、暗記量が少ないぶん、何が問われるのか。それは地図をはじめとする資料を読み解く力です。センター試験や大学入試共通テストの問題を見ればわかると思いますが、地理の問題のほとんどは問題文とともに地図やグラフなどの資料が記載されているはずです。世界史や日本史などの他の社会科目は暗記がほぼそのまま正解に直結しますが、地理という科目はこの資料を読み取ってどの分野の知識を活用して問題を解くかを考えることを要求するのです。

グラフの読み取りや理詰めに考えていくという問題の解き方も文系科目というよりも理系チックですよね。だから地理という科目は必要な知識を頭に入れたら、今度は問題を解くという全く別の段階に移らなければならない。資料を読み解く力が弱いゆえに、知識があってもつまづいてしまう人が多いのも地理という科目なのです。

 

地理思考で思考力がグンと上がる

地理という科目の肝となる、この資料の背景を読む能力。筆者曰く、これが地理思考というわけです。本文の言葉を借りれば、『知っている情報を軸に、それをさまざまい応用することによって、知らないことを推定し、自分の次の行動に投影するという思考法』。

この地理思考を手に入れることにより、日常で周りにあふれているような事柄からも新たな発見が得られたり、未来について見通す力が得られたり、といった思考力の大幅な増強が可能になるということです。

本書では具体的にさまざまな事柄に対して地理思考を用いるとどのように考えることができるのかについて、豊富な例で書かれています。気になった人はぜひ読んでみてください。

 

いかがだったでしょうか。

今思い返すと受験で地理を勉強し、その時に得た思考法がたしかに生活の中で生かされていることがあるなということが感じられてきました。地理はそういう意味でも学び外のある科目だと思います。また、本書のメッセージはよく子供が持つ疑問、「勉強は何のためにするのか」の一つの答えになっているかもしれませんね。

では、今日はここらへんで失礼します。