『神メンタル』を読んでみた ~「メンタルが強い」を科学的に作り出す!?~

『神メンタル』を読んでみた ~「メンタルが強い」を科学的に作り出す!?~

2019年8月30日 0 投稿者: マツシタ
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みなさんこんにちは。

今日は角川書店から出ている星渉さんの『神メンタル』を読んで記事を書いていきたいと思います。

 

神メンタルとは何なのか

著者の星渉さんはメンタルに力点をおいたビジネスプロデューサーとして活躍されており、その活動から得た知見をまとめたのが本書である。著者によると、成功者に共通するのはメンタルの強さであるという。そして、このメンタルの強さは科学的に作り出すことができるというのである。この科学的に作り出された、成功者に共通するメンタルの強さが神メンタルである、というのである。

本書はその神メンタルを作り出す方法を、心理学的な根拠と豊富でわかりやすい具体例ととともに解説している。

そんな本書の軸として提示されているのが、現実=目的地×手段×メンタル という成功の方程式である。

 

目的地設定の極意

まず最初の項目、目的地について。何事を始めるにも目的地の設定が必要であることは理解いただけると思う。では、成功者の目的地の設定の極意とは何なのだろうか。それは、①目標はできる限り具体的に、②目標は繰り返し見て忘れない、である。

目標が具体的であるほど達成しやすいのは細かく説明しなくても皆さんにもよく分かるであろう。問題は②なのだ。著者によると、目標を達成できない人の大半は能力不足なのではなく目標を忘れてしまっているだけだという。みなさんは年初に設定した目標を今もはっきりと覚えているだろうか。これをはっきりと覚えている人は少ないはずだ。せっかく目標を立ててもそれを忘れてしまっていては達成もクソもない。目標を達成するためには目標を常に頭に入れておく必要があるのだ。

では、物事を長期記憶するためにはどうしたらいいのか。科学的根拠に基づいた正解は「何度も繰り返し見る」である。著者は目標を書いた紙や自分がなりたい未来をイメージできる写真を毎日見るべきだと言っている。ここまでして初めて、目標が頭にインプットされるのである。

 

変化を嫌がるメカニズム

では、本書の大部分を占めているメンタルについて見ていこう。現状を変えるためには行動や選択を変えていかなくてはいけない。しかし、この変化を避ける邪魔者がいる。それは自分自身の脳である。

人間の脳が再優先することは何なのか。それは「死なないこと」である。そして脳はこの最優先事項に基づいてこう考えるのである。現状でも死なずに生きている、つまり変化しなくても生きていける。だから、脳は自分を変化から遠ざけようと不安な感情を生起したり変化よりも安定を魅力的に見せたり、あの手この手を打ってくるのである。

ではこれに打ち勝って現状を変化させ、成功を勝ち取るにはどうすればいいか。メンタルの強さである。不安に打ち勝ち、目標達成のためには多少の犠牲をいとわない。このメンタルの強さこそが、成功に直結するのだ。

 

メンタル=自己評価

そして、著者はメンタルとは自己評価であるとしており、この自己評価がなければ成功することはできないとしている。

「〇〇したい」という目標があったとしても、「そんなことじぶんには無理だ」と思ってしまうと、成功する者も成功しない。つまり、「〇〇したい、自分にはその能力がある」という自己評価が必要なのだ。ここでもメンタルの強さが求められてくるのである。

本書ではその自己評価を作り出すためのメソッドももちろん紹介しているが、ここでは細かく触れないでおく。気になった方はぜひ実際に本書を手に取ってみてほしい。

 

いかがだったでしょうか。サッカー好きの僕はこの本を読んでいて本田圭佑さんを思い出さずにはいられませんでした。日本有数のサッカー選手はとんでもない強心臓の持ち主です。『人生の9割はメンタルで決まる』という本書の言葉にも一理、いや二理三理とあるなと思わざるを得ませんでしたね。

それでは今日はここらへんで失礼します。