UEFAチャンピオンズリーグベスト16 2ndレグを展望! ~Part1~

UEFAチャンピオンズリーグベスト16 2ndレグを展望! ~Part1~

2019年2月15日 0 投稿者: マツシタ
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みなさんこんにちは。

今日は先日1stレグが行われたUEFAチャンピオンズリーグのベスト16・1stレグを受けて、来月初めに開催される2ndレグを展望していきたいと思います。

Part1の今回はPSGvsマンU、ポルトvsローマ、レアルvsアヤックス、ドルトムントvsトットナムです。

 

普通に考えればマンUに勝ち目は…

ホームでの1stレグを0-2で落としたマンU。無得点かつ2つのアウェイゴールを許したという事実だけでも厳しいのですが、最も大きく2ndレグに響いてくると思われるのはポグバの不在です。押しも押されもしないマンUの攻撃のキーマンは1stレグの終了間際に退場処分を食らってしまいます。かわいそうな判定であったとは思いますが起こってしまったことは仕方がありません。

スールシャール政権に移行後、強烈な攻撃力で11戦無敗、また無得点の試合もありませんでした。その中心にいるのがポグバなのです。しかし、彼を要した1stレグでさえ、PSGの強固な守備ブロックの前にしてマンUは決定機を作ることすらままなりませんでした。さらにポグバが欠けるとなると致命傷となることは避けられません。

大きなリードを手にしたPSGは次戦はしっかりと引いて守備ブロックを形成し、爆発的なスピードを誇るムバッペを最大限に生かしたカウンターを繰り出してくるでしょう。事実、1stレグでもPSGは2点差がついた後にこの形から決定機を作り出しています。ポグバは現在のマンUの中盤で攻撃にアクセントを加えられる唯一の選手といっても過言ではありません。その彼を欠いて、PSGの堅い守備を崩して最低でも2点を取ることができるようには…というのが私の見解です。逆にカウンターから失点して万事休すとなる可能性も高いでしょう。

 

アウェイゴールで望みがつながったポルト

ホームチームのローマが2-1で勝利して折り返すこととなったローマとポルトの一戦。内容的にはローマの狙い通りの1stレグだったが、ポルトがアウェイゴールを奪ったことでまだまだわからないですね。

しっかりとしたブロックを築いてポルトの攻撃を跳ね返し、ジェコを起点としたカウンターからの攻撃がはまっていました。このジェコに加えてボールを収めて時間を作っていたのがこの試合でドッピエッタを達成したザニオーロ。基準点が2つあったことでポルトに的を絞らせず、効果的にカウンター攻撃を繰り出せていました。

リードを奪っているローマは恐らく2ndレグでも同様のアプローチをとるでしょう。この守備をポルトが崩せるかが焦点でしょう。得点シーン以外に目立ったチャンスがなかったとはいえ1点取ればアウェイゴールの差で優位に立てるポルトは1stレグと同様ロングボールを裏に入れるというアプローチをとるのか、それともまた別の攻略法を見つけ出して挑むのか、ポルトの出方に注目です。

 

アヤックスは前半勝負!

アウェイのレアルが2-1でアヤックスを下した1stレグを受けて、アヤックスは敵地サンティアゴ・ベルナベウで最低でも2得点を奪う必要が出てきました。しかし、1stレグの内容を見ると決定機の数はアヤックスの方が多かったです。VARによる不可解なジャッジで取り消された前半の先制ゴールが認められていれば、結果は違ったものになっていたかもしれません。不運があったとはいえチャンスを再三逃したアヤックスに対し、数少ないチャンスをしっかりものにしたレアルが効率よく勝利を収めた、そんな試合でした。

前半のアヤックスはレアルの逆三角形の中盤3枚に嚙合わせるように正三角形の中盤を形成することでマンマークを敷き、レアルのビルドアップを妨害することに成功。ハイプレスでボールを奪ってからの攻撃がハマって多くのチャンスを作り出すことに成功していました。このやり方を踏襲していけば、敵地での2ndレグでもチャンスを作ることができるはず。問題はこの試合の課題である決定力。前線が訪れるチャンスをしっかり決めきれるかにかかっているでしょう。早い時間帯に1点奪えれば勢いそのままレアルを押し切ることも可能なのではないでしょうか。

逆に、前半のうちに得点を奪えないと厳しいでしょう。レアルは相手のプレッシャーをパスワークでいなすのが得意。事実、1stレグでも後半に出足が鈍ったのを受けてしっかりパスを回してさらに消耗させ、2つのチャンスをしっかり決めています。すべてはアヤックスが前半のうちに得点を奪えるかにかかってるでしょう。そうでなければ、疲れたまま前に出ざるを得なくなり、逆襲を食らって大きな差をつけられてしまう展開になるかもしれません。

 

完璧な試合運びを見せたトットナムが圧倒的有利

トットナムがホームで3-0で完勝し1stレグを終えた。3点差もさることながら、アウェイゴールを1つも与えなかったのが非常に大きいですね。守備的に入って3点差をじっくり守っていくのはもちろん、攻撃的に出て1点奪って試合を終わらせるという選択肢も生まれたと思います。戦術的な選択肢が豊富なトットナムがどのようなプランで試合に臨むのか注目です。

一方のドルトムントは非常に厳しい状況に置かれてしまいました。1stレグは攻撃の核であるロイスと切り札のパコ・アルカセルを欠いていたとはいえ、組織力に定評のあるトットナムから3点を奪うのは容易ではない。またエースを欠いていたのはトットナムも同じ。エースのケインや中盤の主軸デレ・アリは2ndレグまでには復帰してきているはずです。

アウェイゴールを許した瞬間、ドルトムントは5得点が必要になります。よって、1stレグよりパワーアップしたトットナムの攻撃を0に抑えつつ最低でも3得点を奪う必要があるということです。ホームの大声援を受けてドルトムントがどこまでできるのかが試されるでしょうが、トットナムが圧倒的に有利な状況にあるということは間違いないでしょう。

 

いかがだったでしょうか。2ndレグはレアル・マドリードvsアヤックスとドルトムントvsトットナムが3月6日水曜日に、パリ・サンジェルマンvsマンチェスター・ユナイテッドとポルトvsローマが3月7日木曜日に開催されます。注目してみていきたいですね。

それでは今日はここらへんで失礼いたします。