チェルシーが格下ボーンマス相手に衝撃の0-4敗戦! プレミアリーグ第24節 ボーンマスvsチェルシー

チェルシーが格下ボーンマス相手に衝撃の0-4敗戦! プレミアリーグ第24節 ボーンマスvsチェルシー

2019年1月31日 0 投稿者: マツシタ
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みんなさんこんにちは。

今日はプレミアリーグから、チェルシーがボーンマスに対して0-4と大敗した試合から記事を書いていこうと思います。

 

スターティングメンバー

 

 

狙い通りボールを支配するもののシュートには…

今季のチェルシーの狙いはポゼッションだ。ボールを握って試合を支配する攻撃的なスタイルを志向しています。ここまでの平均支配率は66%超と、マンチェスターシティに次ぐ数字を出しています。

今日も狙い通りボールを支配することには成功したチェルシー。その支配率は69%とほぼ7割にもなりました。センターバックからジョルジーニョを経由して丁寧にボールをつないでいき、中央左右に偏りなく、様々な形から攻撃を試みました。

対するボーンマスは前線からのプレッシングは行わずにリトリート。低い位置にブロックを形成して待ち受けます。DFラインとMFラインが一体化するほどコンパクトな守備ブロックを前にチェルシーはなかなかシュートまで持っていけませんでした。試合を通してのシュート数はボーンマスが12本で、チェルシーの11本を上回る結果になりました。

チェルシーがなかなかシュートに持ち込めなかった原因としては、クロスの質が大きいと感じました。そもそもクロスに対して中央に入っていく人数も少なかったです。サイド攻撃の質という部分は今後改善が必要でしょう。

 

新加入のイグアインはどうか

中央攻撃を語る上で外せないのは、今冬加入しこの試合でプレミアリーグ初先発となったイグアインでしょう。

もともと高いテクニックを持っている選手で、チームの早いテンポでのパス回しにはフィットできている印象を受けました。この部分では途中交代で入ってきたジルーよりは間違いなく上でしょう。

しかし、問題は得点の匂いが全くなかったこと。この日のイグアインはシュート0。ストライカーとしてはいただけません。

この試合でイグアインはチームの連携に絡んでいくだけでなく、ダイレクトに裏に抜けていこうとする動きを何度も見せていました。しかし、チームメイトとのタイミングが合わずにオフサイドになったりパスがずれてしまったりと苦戦していました。結局、65分に交代でピッチを退きました。

これでチェルシーはリーグ戦2試合連続で無得点。得点のペースは明らかに落ちてきています。この現状を打破するためには、イグアインが得点をとれる体制を整えることが最も即効性があるのではないかと考えています。ワールドクラスのストライカーなのは間違いないです。できる限り早くチームにフィットし、持ち前の得点力を発揮してほしいですね。

サイドバックのバックアッパーに不安

今日のチェルシーでもうひとつ触れておきたいのは左サイドバックで先発したエメルソン。左サイドバックはマルコス・アロンソがスタメンを務めるのですが、今日はエメルソンを起用してきました。

このエメルソンのプレーが物足りません。1失点目の場面ではボールから最も遠いサイドにいて最も視野が確保されているにもかかわらず、ひとりだけDFラインより下がったポジショニングをしてしまいます。そのギャップを突かれてDFライン裏に抜けだされたところから先制点を許すことになります。また最後の4点目が決まるセットプレーを与えるファウルも犯しています。攻撃面でもクロスの質の低さが目立ちました。チェルシーというクラブのレベルにないという印象が否めません。

特にプレミアリーグのような過密日程のリーグではバックアッパーも含めた選手層は非常に大切です。夏の移籍市場ではサイドバックに質の高いバックアッパーの確保が不可欠でしょう。

 

徐々に形になった、ボーンマスの効率的な攻撃

一方のボーンマスは支配率31%と圧倒的にボールを握られながらチェルシーよりも多いシュートを放ち、大量4得点を叩き出しました。

とはいっても書版から順風満帆だったわけではありません。立ち上がりにこそチャンスがあったものの、前半の30分ごろまではボールを奪ってもチェルシーのハイプレスに苦しみ、ほとんど攻撃ができない苦しい展開でした。流れが変わったのは1トップに入ったキングにボールが収まり始めてから。チームを押し上げる時間ができたことによってカウンターが成立し始めます。

後半にはさらに余裕が出てきたボーンマス。その要因の一つに、前向きにボールを奪えるようになったことがあります。ボールを奪った勢いそのままに持ち上がることができるようになったことで、カウンターをほぼすべてシュートで完結できるようになっていきました。2点目はまさにブルックスの前向きのインターセプトから生まれました。

得点を重ねてからはチェルシーのハイプレスをいなしてパスを回すこともできるようになったボーンマス。前係に奪いに来たところを高速のパスでかいくぐり、チェルシーゴールに襲い掛かります。3点目はこの形から。前からエメルソンが奪いに来て空いた左いサイド裏のスペースにスタニスラスが抜け出してキングへのラストパスを供給しました。

しっかりと守って効果的なカウンターから得点を量産したボーンマス。堅守速攻という目指した形がほぼパーフェクトに表現できた、非常に満足度の高い試合だったのではないでしょうか。

 

 

プレミアリーグはチャンピオンズリーグ出場権争いが激化しています。4位アーセナルから6位マンチェスターユナイテッドまでが勝ち点2差の間にひしめき合っています。チェルシーはこの2チームに挟まれた5位。ライバルたちに引き離されないためにも、こういう格下相手の取りこぼしは避けていきたいところ。得点が減少傾向にある攻撃陣を愛弟子であるイグアインとともにどう立て直すのか、サッリ監督の手腕に注目していきたいと思います。

それでは今日はここらへんで失礼いたします。