
死闘を制し、マンチェスターシティがリバプールにリーグ戦初黒星をつける! プレミアリーグ第21節 マンチェスターシティvsリバプール
みなさんこんにちは。
今日はプレミアリーグ第21節から、首位リバプールと3位マンチェスターシティの注目の一戦から記事を書いていこうと思います。
スターティングメンバー
前半 -シティが徐々に支配し狙い通り先制-
序盤は両チームともボール保持時はポゼッションを確立しようとし、守備時は相手にポゼッションを確立させまいと激しいプレスを見せます。結果、中盤での攻防が激しくなってチャンスまで持っていけないような展開が続きます。
展開が変わったのは17分。中央に入り込んだサラーの中央突破からマネが1対1になりますが、シュートはポストにはじかれ、その後のエデルソンのあわやオウンゴールかというようなシーンもストーンズがライン上で防ぎ、先制点はなりませんでした。ここで先制点が決まっていたらまた違った展開になったんでしょうね。
その後は徐々にシティがボールを支配していき狙い通りの展開に持ち込んでいきます。リバプールはボールを奪ってもすぐにロストするようになり、防戦一方になっていきます。
そして迎えた40分、左サイドからのクロスを受けたアグエロがニアの上隅をぶち抜きシティに先制点をもたらします。ロブレンの死角からすっと前に出できて出し抜いたのはさすがストライカーといったところでした。
前半はこのまま1-0で終了。シティにとってみれば狙い通りの前半でしたね。
後半 -柔軟に戦い勝利をもぎ取る-
後半になってもシティにボールを支配される展開が続いているのを見たリバプールのクロップ監督は、56分の選手交代を機にシステムを4-2-3-1に変更します。
すると、徐々にリバプールが息を吹き返し、ボールを支配していきます。そして64分、アレクサンダー=アーノルドのクロスをロバートソンが折り返し、フィルミーノが押し込んでリバプールが追いつきます。お手本のようなゴールでしたが、両サイドバックが直接関与したことがポイント。シティのコンパクトな守備陣をワイドに大きく揺さぶって見事に攻略しました。
これでさらに流れに乗ったリバプールでしたが、シティはリバプールのお株を奪うようなカウンターを見せます。72分、スターリングの突破からザネが完璧なコースへシュートを決め、シティが再び勝ち越します。この得点でも光ったのはアグエロ。フリーランニングでアーノルドをひきつけ、ザネをフリーにしたのは彼でした。オフザボールの動きが得点に直結した好例でしたね。
この得点以降はリバプールが攻勢を強め、シティが防戦一方に。こんなにクリアするシティも始めて見ましたね。しかし、気迫のこもったプレーでゴールを許さず、ロスタイムのファン・ダイクを上げたパワープレーにも耐えきって見事にリバプールにリーグ戦今季初黒星をつけました。
この試合で敗れれば勝ち点差が10に開き、優勝が大きく遠のく一戦で気迫のこもったプレーを見せたシティ。終盤はポゼッションという自らのスタイルを捨ててまで勝利に執着し、見事に勝利をつかみました。これでリーグ戦はまだまだ分からなくなりました。敗れたリバプールもここでフォームを崩さず、これまでの圧倒的な強さを維持できるのか注目ですね。
それでは今日はここらへんで失礼いたします。