【新大学生必見!】大学生としての心得とは? 『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』を読んでみた

【新大学生必見!】大学生としての心得とは? 『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』を読んでみた

2018年12月28日 0 投稿者: マツシタ
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みなさんこんにちは。

今日はポプラ社から出版されている許光俊さんの『これからを生き抜くために大学時代にすべきこと』を読んで記事を書いていきたいと思います。

大学生として、若い人間としてどうしたらいいのか

本書は慶應義塾大学教授の著者が、大学生として、いや、若い人間として何を意識し、どう生きてゆけばいいのかを綴っています。大学生としての心得とも言えるでしょう。

大学生としてどのようなことを意識したら良いのかが、大学での勉強、友人関係、恋愛関係、アルバイト、就活に分けて述べられています。

本書を読んでいて強く感じたのは、本当は言いたくないであろうことも包み隠さず述べているなということです。教育関連の本でよくあるちゃんと出席してしっかり勉強し、いい成績を取れというようなものとは違うな。そう感じました。

例えば、大学生活でよく課されるレポート試験の採点。何年も同じ授業を持っていて同じレポート課題を出せば、学生のレベルは手に取るようにわかりますよね。内容でほとんどさは出ないんです。じゃあどこで差がつくのかというと、わかりやすい構成になっているか、また手書きなら丁寧に書いてあるかなどの細かい部分だそうです。大学教員だからこそぶっちゃけられる裏話ですよね。

また、大学院についてこんなことも。大学院に進学すれば将来の選択肢は大きく狭まる。強い覚悟がないのなら、わざわざ自分の首を絞めるようなことはせず、素直に就職しなさいということです。大学教員として大学院まで進学してほしいという思いは少なからずあるのでしょうが、学生の立場に立って書かれているなという印象です。

 

オールAは目指すな、自分が好きなことだけやれ!

中でも一番共感したのは、「オールAを目指すな」ということ。好きではないことは最低限度だけやっておいてさらっと流し、自分が興味を持てることをとことん突き詰めていく能力が大切だという話です。僕自身、重要なこととそうでないことを判断してエネルギーを上手く振り分けることは重要だという考えを持っているので、この部分には共感しました。実際に大学生活でも実践しています。

高校時代にこんな事がありました。僕の高校は割と自由な校風で、生徒一人ひとりがしっかりと芯を持って行動していたと思います。そんな中、受験を間近に控えた高3の時期に僕の周りで流行していたのが内職でした。自分に必要なことを考えて内職していた人と授業にとにかくついていこうとしている人とに2分されていた感じがあります。

不思議なのは受験の結果です。「内職組」がことごとく旧帝大や医学部に合格していったのに対し、「真面目に授業組」はことごとく志望校に落ち、浪人してしまいました。このような経験があって、思考停止で与えられたことをこなしているだけではだめだ、自分に必要なこととそうでないこととを選り分け、必要なことにエネルギーを使わないとだめだという考えを持つに至ったのです。

受験生に内職をしろとは言いませんし、内職は授業をしてくれている先生方に対して失礼なので良いことではありません。現役で難関大に入ることがすべてだとも思っていません。ただ、自分に必要なこと、やりたいことを自分で判断する能力が重要だといいたいのです。みなさんも、今まで与えられたことをこなすことが当たり前だと思っていたところを一歩疑ってみて、自分の頭でそのものの必要性を吟味してみてはどうでしょうか。

 

人生とは迷いの連続

筆者は本書の冒頭でこう述べている。

『この年代の人たちに共通する大きな特徴がある。それは「迷っている」ということなのだ。あるいは「決まっていない」ということなのだ。』

『人生とは無限の迷いである。』

『あなたが大学で遭遇する迷いは、(中略)根源的な迷いだ。「自分は何をするのか?」「何をしたいのか?」「将来どうするか?」この問題は、すなわち「自分はどういう人間なのか?どういう人間になりたいのか?」なのだから。』

本当にその通りだと思います。高校までの迷いとは次元が違う。社会人になる時期が近づき、自分の将来にこれまで以上に真剣に向き合うことになるのです。

本書は、その根源的な迷いを少しでも晴らす手助けになると思います。これから大学生になる人、また大学生活の中で迷ってそこからなかなか抜け出せない人には、ぜひ読んでほしい、おすすめの一冊です。

 

それでは今日はここらへんで失礼いたします。